「ゲーム差」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ゲーム差」の意味とは
ゲーム差とは、プロ野球のリーグ戦において、下位のチームが上位のチームとどれほど離れているかを表す指標のことです。
「ゲーム差」の仕組み
プロ野球のリーグ戦(ペナントレース)は「セ・リーグ」と「パ・リーグ」の2つに分かれており、2021年の段階でそれぞれ6チームが所属しています。それぞれのリーグ戦において、上位3チームが次の「クライマックスシリーズ」に進むことができます。
このリーグ戦の順位は、各球団の勝率(そのシーズンで勝った試合の比率)によって決められます。この勝率を元に計算された指標が「ゲーム差」となります。
この「ゲーム差」というのは、言い換えると「下位チームAが上位チームBに追いつくには、直接対決で何ゲーム連勝すればいいか」という数になります。
AとBが「ゲーム差2」の状態だとすれば、AはBと試合をして2試合連続で勝利をすれば同じ順位になることができ、3連勝すれば追い越せるということです。
また、引き分けは勝ちにも負けにもカウントされませんが、「0.5ゲーム差」という状態であれば、BがA以外のチームと引き分け、AがB以外のチームに勝つことができればAはBに追いつけるということになります。
「ゲーム差」の計算方法
ゲーム差は、以下の計算式で導くことができます。
[(上位チームの勝ち数-負け数)-(下位チームの勝ち数-負け数)]÷2
チームにおいての(勝ち数-負け数)という数字は、そのチームの「貯金数」や「勝ち越し数」と呼ばれます。
「ゲーム差」の「マイナス」とは
ゲーム差は稀に「マイナス」になることがあります。ゲーム差というのはあくまでも指標のひとつで、実際の順位は勝率によって決定するためです。
つまり勝率では上位のチームよりも、下位のチームの方が貯金数が多い場合にマイナスのゲーム差というのが発生します。
この現象は、引き分けや天候などによる試合の順延などが多い場合に起こります。
「ゲーム差」の例文・用例
ゲーム差を使った例文・用例を紹介します。
●2ゲーム差だから、かなり首位に追いついてきたね。
●このゲーム差を埋めることができるのか…!
SNSでの「ゲーム差」の使われ方
「ゲーム差」の類義語
ゲーム差の類義語はありませんでした。
「ゲーム差」の対義語・反意語
ゲーム差の対義語・反意語はありませんでした。