「負け越し」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「負け越し」の意味とは
負け越しとは、野球で、負けた試合数が勝った試合数より多いことです。
たとえば、日本のプロ野球12球団が行う年間試合数は、2023年現在、年間143試合です。143試合の半分を超える試合数は72ですが、引き分けの試合も多いため、負けた試合数が72よりも少ない場合でも負け越しになる場合があります。
勝った試合数より負けた試合数がどれだけ多かったかを表すには「借金2」のように、負けた試合数から勝った試合数を引いた数を「借金」の後につけて表します。逆に負けた試合数より勝った試合数が多かった場合は「貯金2」のように表します。
通常は負け越しになると優勝の可能性が低くなりますが、レギュラーシーズンで負け越しになったものの、その後のシーズンで優勝を果たしたチームがいくつか存在します。たとえば2004年のボストン・レッドソックスは、レギュラーシーズンで負け越しましたが、ポストシーズンで勝ち進み、ワールドシリーズ優勝を果たしました。日本では、2013年に東北楽天ゴールデンイーグルスが、レギュラーシーズンで負け越したにもかかわらず、クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一になりました。
「負け越し」の語源
「負け」た試合数が、勝った試合数を「越」していることから「負け越し」と言います。
「負け越し」の例文・用例
負け越しを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●シーズン最終試合で逆転負けし、惜しくも負け越しが決定した。
●このチームはここ数年負け越しが続いている。
SNSでの「負け越し」の使われ方
「負け越し」の類義語
負け越しの類義語はありませんでした。
「負け越し」の対義語・反意語
負け越しの対義語・反意語は「勝ち越し」です。「勝ち越し」は、野球で、勝った試合数が負けた試合数より多いことです。