「無効試合」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「無効試合」の意味とは
無効試合とは、雨天などの理由により打ち切られた試合で、正式試合として成立しなかった場合の宣告のことです。
「無効試合」のルール
日本のプロ野球では、5回(イニング)が完了した時点で正式な試合として成立します。
天候など何らかの理由で試合が続行不可能と審判団に判断された場合、この5回に到達していなかった場合は無効試合、5回を超えていれば正式試合として成立します。
もし5回の途中で打ち切りとなった場合は、以下の3つの条件のうちどれにも該当しなかった場合に無効試合となります。
- 5回の表裏まで完了している(この時点のスコアで勝敗決定)
- 5回表が終了、または5回裏の途中の場合、後攻チーム(ホームチーム)が点をリードしている(後攻チームの勝利)
- 5回裏で後攻チームが得点し、先攻と同点に追い付いている場合(無得点であれば無効試合に。同点であれば引き分け)
無効試合となった場合はその試合における全ての記録が無効になりるので、ホームランを打ったり盗塁をしたりといった記録も全てなくなります。
また、プロ野球の場合は入場券が払い戻しの対象となります。
「無効試合」と「コールドゲーム」
悪天候や日没、点差が広がりすぎているなどの理由で試合が途中で打ち切られた場合、すでに5回を超えて試合として成立している場合には、その試合は「コールドゲーム」と呼ばれます。
5回の途中での終了の場合は上述のように条件によって無効試合になるかコールドゲームになるかが分かれることになります。
コールドゲームの場合は、その回までのスコアで勝敗を決定します。
「無効試合」の例文・用例
無効試合を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●3回表で荒天のため無効試合が宣告されました。
●ホームラン打ったけど無効試合になっちゃったね…。
SNSでの「無効試合」の使われ方
「無効試合」の類義語
無効試合の類義語は、「ノーゲーム」です。
こちらも無効試合と同義で使われています。
「無効試合」の対義語・反意語
無効試合の対義語は「試合成立」です。
イニングを最後まで敢行できた場合、もしくは途中で打ち切られた場合でも無効試合にならずに記録された場合を指します。