「縫い目」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-01-22

「縫い目」の意味とは

縫い目とは、「硬式野球ボールの糸目、縫い合わせた部分」です。

硬式野球ボールは、コルクやゴムの芯に糸を巻きつけたものを、2枚の牛皮で包んで赤い糸で縫い合わせて作ります。その縫い合わせた部分と糸目を縫い目とよびます。

ボールの回転は、縫い目に指をかけることで起こります。そのため、縫い目はボールの速度や変化に影響を与えます。

そのボールの縫い目の数は108個。108と聞くと、除夜の鐘、つまり煩悩の数を連想しますがそうではありません。

もともと縫い目の数はボールを製造する業者によってバラバラでした。しかし昭和23年に米国製のボールの縫い目が108個に統一したことで、日本もならって統一された経緯があります。

108の理由は、それ以上縫い目が多いと皮が破れやすく、それ以上縫い目が少ないと、糸が切れやすくなる。皮と糸の強度が高い縫い目の数が108というわけです。

硬式野球ボールは1個1,000円ほどかかる高級なものなので、強度はとても重要なのです。

「縫い目」の例文・用例

縫い目を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼はボールの縫い目を数えられるほどの動体視力だ。
●ボールが1回転する間に縫い目が4回あるとフォーシーム、2回だとツーシーム。

SNSでの「縫い目」の使われ方

「縫い目」の類義語

縫い目の類義語はありませんでした。

「縫い目」の対義語・反意語

縫い目の対義語・反意語はありませんでした。