「東京ドーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「東京ドーム」の意味とは
東京ドームとは、読売ジャイアンツの本拠地として有名な東京都文京区にあるドーム球場のことです。
具体的な住所は「東京都文京区後楽1-3-61」で、株式会社東京ドームが運営する商業施設『東京ドームシティ』内にあります。
プロ野球のセントラルリーグに所属する球団『読売ジャイアンツ(巨人)』の本拠地としても知られています。
面積は約47,000m2で、全天候型多目的スタジアムです。
球場としてだけでなく、コンサート会場や自転車競技、格闘技などの興行が行われる場所としても活用されています。
「東京ドーム」の変遷
米国ミネソタ州にあるメトロドームをモデルとして設計された東京ドームは、空気膜構造屋根を持つ日本初の全天候型多目的スタジアムです。
後楽園球場の代替球場として、1988年3月18日に後楽園競輪場の跡地に開場されました。
同年3月18日に「巨人 対 阪神」のオープン戦と始球式が行われ、4月8日には「巨人 対 ヤクルト」で初の公式戦が開催されました。
ちなみに、当日の空模様は関東地方にしては異例の大雪でしたが、西武ライオンズ球場での開幕戦は中止されたものの、全天候型の東京ドームは予定通り試合が行われ、その能力を早速世間に知らしめることになりました。
また、3月21日にはボクシング統一世界ヘビー級タイトルマッチが、3月22日~23日にはミック・ジャガーのコンサートが開催され、興行としての活用もこの頃から始まっています。
開業当初、上空から眺めると巨大な卵に見えることから「ビッグエッグ」という愛称が用いられていましたが、2000年に公式によって廃止され、現在では死語となってしまいした。
なぜ「東京ドーム」何個分と表現されるのか
テレビ番組などで、巨大な施設や敷地の広さを表す時に「東京ドーム〇〇個分」というふうに言い表されることがあります。
例えば「ディズニーランドは東京ドーム約11個分」といった具合にです。
実は東京ドーム以前には、後楽園球場や甲子園球場を広さの比較で用いていたそうです。
野球は昭和の時代から日本の老若男女に人気があり、細かい面積は知らなくても「とりあえず大きい」ことだけは誰でもわかる球場が、広さのたとえとして最もわかりやすいと判断されたためと考えられます。
そして、現在最も認知度の高い球場の一つである東京ドームが採用されている…というわけですね。
プロ野球チームと「東京ドーム」の関係性
以前は読売ジャイアンツだけでなく、日本ハムファイターズもまた東京ドームを本拠地としていました。
2004年度に北海道の札幌ドームへの本拠地移転を皮切りに、東京ドームは巨人の専用球場となりましたが、04年以降も日本ハムは地方開催として東京ドームでの主催試合を度々行っています。
東京ドームでの主催試合に関しては、上記の二球団のみならず、実はパ・リーグの全球団が開催実績を持っています。
巨人が所属するセ・リーグでは2021年にヤクルトとDeNAが初の東京ドームでの主催試合を行ったことが話題になりました。
「東京ドーム」の例文・用例
東京ドームを使った例文・用例を紹介します。
●東京ドームのコンサートチケットを予約した。
●東京ドームで巨人戦を観戦する。
SNSでの「東京ドーム」の使われ方
「東京ドーム」の類義語
東京ドームの類義語は「ビッグエッグ」です。
ビッグエッグは、2000年以前に流通していた東京ドームの愛称です。
「東京ドーム」の対義語・反意語
東京ドームの対義語・反意語はありませんでした。