「表情筋」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「表情筋」の意味とは
表情筋とは、哺乳類の顔面に発達している筋のことです。
表情筋は30種類以上あり、頭皮の筋、耳介周囲の筋、眼瞼裂周囲の筋、鼻の筋、口裂周囲の筋などに分類されます。表情を作るだけでなく、眼や鼻の開閉、飲む・食べる・吹く・話すなどの運動にも関わっています。
普段は表情筋の半分以上が使われていないと言われており、コロナ禍で人と会う機会が減るとますます表情筋は使われなくなってしまいます。
表情筋を使わなくなると衰えてしまい、シワやたるみができたり、口角が下がってきたりして、表情が乏しくなることにもつながります。そうならないようにするために、口を大きく開けて発音するようにするトレーニング法や、口元・目元・舌などのストレッチをする方法が知られています。
「表情筋」の語源
顔面に発達している筋は、その収縮運動が複雑な表情を作ることから「表情筋」と呼ばれています。
主な表情筋と働き
眼輪筋(がんりんきん)
目を開閉させる筋肉です。まぶたの開閉、ウィンクなどに関わります。
頬筋(きょうきん)
口角を上げる筋肉です。
前頭筋(ぜんとうきん)
驚いたときなどに眉毛を引き上げる筋肉です。
上唇挙筋(じょうしんきょきん)
上唇を引き上げるはたらきのある筋肉です。
大頬骨筋(だいきょうこつきん)
口角を顔の上方、外側に引き上げる筋肉です。
咬筋(こうきん)
噛むための骨格筋です。この筋肉を動かすと他の表情筋も刺激されます。
口輪筋(こうりんきん)
口元の表情を作る筋肉です。口の開閉や口唇を前方に突き出すことができます。
笑筋(しょうきん)
口角を横に引くはたらきのある筋肉です。強く動かすとえくぼができます。
頤筋(おとがいきん)
あごのラインを引き締める筋肉です。
「表情筋」の例文・用例
表情筋を使った例文・用例を紹介します。
●表情筋を鍛えて若返りたい。
●マスク生活が続いているせいで表情筋が衰えてきたような気がする。
SNSでの「表情筋」の使われ方
「表情筋」の類義語
表情筋の類義語はありませんでした。
「表情筋」の対義語・反意語
表情筋の対義語・反意語はありませんでした。