「指圧」とは？意味と例文が３秒でわかる！
「指圧」の意味とは
指圧とは、手や指で全身にあるツボを刺激することで、自然治癒力を高め、不調を改善していく施術のことです。施術を受ける側の体質や症状などに合わせて強さ・回数・角度を調整します。
指圧は日本生まれの日本独特の手技療法で、明治から大正時代にかけて成立しました。現代の指圧療法の原型は、大正9年頃に浪越徳治郎によって確立されたといわれています。指圧は英語名でもそのまま「SHIATSU」と表され、世界中に普及しつつあります。
指圧を職業として行うには国家資格「あん摩マッサージ指圧師」の取得が必要です。資格は按摩、マッサージと統一されていますが、それらとは手法の異なる施術です。
「指圧」の特徴
指圧は、手や指のみを用いて、筋肉のこりや痛みを取り除くほか、体の歪みの矯正・代謝の促進・血行改善・反射作用による内臓機能の回復など、人間が本来もつ自然治癒力を活性化させていく施術です。これは安全性がとても高く、副作用もないといわれています。また、筋肉に対して垂直に圧をかけていくので余分な刺激がなく、筋肉に疲れが溜まらないという特徴もあります。
「指圧」の語源
「指圧」は読んで字のごとく、「手や指で圧す」という手技のみで構成されるシンプルな治療法であるため、この名称がつけられています。
「指圧」の活用法
指圧は慢性的な不調の改善、病気の予防、交通事故の後遺症治療など、様々な要望に対して活用されています。具体的には、腰痛・冷え性・頭痛・食欲不振・便秘・生理痛・喘息・高血圧などに効果的です。
「指圧」の例文・用例
指圧を使った例文・用例を紹介します。
●最近疲れが溜まっていたので指圧を受けてきた。
●指圧は治療院に行くと受けられるよ。
SNSでの「指圧」の使われ方
「指圧」の類義語
指圧の類義語は、「あん摩」、「マッサージ」です。あん摩は、筋肉を揉んだり叩いたりする治療法です。マッサージは直接皮膚に触れる治療法です。
「指圧」の対義語・反意語
指圧の対義語・反意語はありませんでした。