「ディレクション」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ディレクション」の意味とは
ディレクションとは、 方向や方角、命令、指示という意味です。
イギリスでは「ダイレクション」と発音されますが、意味は同じです。
カタカナ語では、この意味を拡大して「総指揮」や、「進行管理」と訳されていますが、これは「ディレクター」というカタカナ語の意味から強く影響を受けたものです。
「ディレクション」の語源
ディレクションの語源は、英語の「direction」です。
「ディレクション」の分野ごとの意味
ディレクションは、業界によって意味合いが違っており、間違いやすい言葉になっています。
テレビ、映画、音楽の業界
「ディレクション」を行う人のことを「ディレクター」と呼びます。
「ディレクター」は出演者への演技指導や照明の指導、番組の演出など、進行に関わる全てを把握し管理しています。
ディレクターのディレクション能力で成否が決まると言っても大げさではありません。
ITの業界
web制作を例にとった場合、「企画設計」、「進行管理」や「デザイン」を人員調整も含め総括管理することです。
ビジネス業界
ビジネスにおける「ディレクション」は、プロジェクトなどの「総指揮」をすることや、その「指導」をすることです。
また「ディレクション業務そのもの」のことも表現します。
「ディレクション」の能力の高い人
以下のような能力がある人が、「ディレクション能力が高い」と評価されます。
問題解決能力がある
発生した問題に対し、迅速にその解決方法を提案、実行する能力です。
具体案を示せる
誰でも理解できる手法で、具体的な指示を出す能力です。
人望がある、人をまとめられる
様々な人が集まり一つの業務を遂行するにあたり、個々の特性を見極め、平和的に業務にあたるチームを作る能力です。
「ディレクション」の例文・用例
ディレクションを使った例文・用例を紹介します。
●他社から来たばかりだけれど、あの人はディレクション能力がある。
●私の人生初のディレクション業務は、新商品開発チームで、今日が立ち上げです。
SNSでの「ディレクション」の使われ方
「ディレクション」の類義語
ディレクションの類義語は、「マネジメント」です。
ただし、意味は、「組織の管理をすること」で、「現場の進行管理をする」ディレクションとは意味合いは異なります。
「ディレクション」の対義語・反意語
ディレクションの対義語・反意語はありませんでした。