「鉛筆舐める」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「鉛筆舐める」の意味とは
鉛筆舐めるとは、帳尻を合わせるために、数字を改ざんして調整するという意味です。
予算会議、業績報告などの場面で使われることが多く、上層に納得してもらうために数字を操作しごまかす意味合いがあるため、ネガティブな場面で使われます。
「鉛筆舐める」の語源
今でこそ数字はパソコンで管理されていることが多い世の中ですが、昔はほとんどの事務処理を、担当者が鉛筆で書いてせっせと行っていました。
膨大な文字と数字を扱うために、担当者が鉛筆の先を舐めながら作業していたのです。
そこで「鉛筆舐める」が「書類を記入する」に転じ、そこからさらに「書類上の数字を改ざんする」「記録を操作する」という意味合いに派生していきました。
「鉛筆舐める」のそのほかの使い方
鉛筆舐めるには、数字の改ざん以外でも、「慎重かつ丁寧に、考えながら書く」という意味合いもあります。
大切な書類には、鉛筆の芯を舐めながら、ひとつひとつの文字を丁寧にゆっくり書くことから、細部まで丁寧に書くという意味で使われます。
どちらの意味で使われているか、場面で判断しましょう。
ただし、どちらの意味合いでも、現代ではあまり使用されなくなりました。
「鉛筆舐める」の例文・用例
鉛筆舐めるを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●立場が弱い人は、権力者から鉛筆舐める要求をされがちです。
●鉛筆舐めるってよく言うけど、悪く言えば改ざんですよね。
SNSでの「鉛筆舐める」の使われ方
「鉛筆舐める」の類義語
鉛筆舐めるの類義語はありませんでした。
「鉛筆舐める」の対義語・反意語
鉛筆舐めるの対義語・反意語はありませんでした。