「ご飯論法」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ご飯論法」の意味とは
ご飯論法とは、「議論のすり替えや言い逃れをするための論法」という意味です。
ご飯論法(ごはんろんぽう)は、「朝ごはんを食べましたか?」と聞かれて、「ご飯は食べませんでした(パンは食べたが黙っておく)」という議論のすり替え法。
朝食を食べたことを言いたくない場合に、「朝ごはんを食べていない」とは言わず、「ご飯(お米)を食べていない」と答えれば、ウソをつかずに質問をかわすことができます。
このように、議論をすり替えて質問をかわし、言い逃れをすることをご飯論法といいます。
ご飯論法の語源
ご飯論法を作ったのは法政大学教授の上西充子教授。
2018年の国会質疑で、当時の厚生労働省の加藤厚生労働大臣が、野党の追及をかわすために論点をすり替える様子を見た同教授が、朝ごはんの例をあげて加藤大臣の姿勢を批判したことが話題になりました。
それ以降、議論をすり替えるやり方がご飯論法と呼ばれるようになりました。
ちなみに、ご飯論法は2018年のユーキャン新語・流行語大賞』のトップ10にも選ばれています。
「ご飯論法」の例文・用例
ご飯論法を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●部長と議論しても、ご飯論法で話にならない。
●ご飯論法をする人も問題だが、ご飯論法に巻かれるほうも問題。
SNSでの「ご飯論法」の使われ方
「ご飯論法」の類義語
ご飯論法の類義語はありませんでした。
「ご飯論法」の対義語・反意語
ご飯論法の対義語・反意語はありませんでした。