「インスピレーション」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-02-09

「インスピレーション」の意味とは

インスピレーションとは、閃き、思いつきという意味です。

時間をかけて熟考したものや人に教えてもらったものではなく、突然に頭に思い浮かんだ考えのことを指します。

まるで天から降ってきたように頭に思い浮かぶので、天来の着想とも言える言葉です。考えやアイデアが、天から突然に頭の中に降り注いだような感覚を表す言葉です。

「インスピレーション」の語源

インスピレーションの語源は、英語の「inspiration」です。

英語の「inspiration」も、カタカナ語の「インスピレーション」とほぼ同じ意味で使われます。ただし英語の場合では閃きなどに対してでは無く、人に対して使われることがあるので注意が必要です。

英語の場合では「インスピレーションを与える人や、尊敬の対象」という意味での使われ方もします。カタカナ語では閃きなどのみに使われますが、英語では人に対しても使うことがある点は覚えておく必要があります。

カタカナ語での限定的な使用と、英語での幅のある使用については注意が必要となっています。

「インスピレーション」の宗教的な使われ方

インスピレーションは、キリスト教用語として使われることもあります。

キリスト教用語というよりは、元々がキリスト教用語であったという方が適切です。

限られた使われ方とはなりますが、こちらも覚えておくとより正しく理解ができます。

キリスト教用語としての意味は、「霊感」という意味です。インスピレーションの意味を「神からのお告げ」と言い換えれば、遠くはない意味となっています。

しかしながらキリスト教用語では、霊的なや神秘的なというニュアンスが強くなります。カタカナ語にこのキリスト教用語の意味を加えてしまうと、伝わらないことがほとんどです。

乱用するのではなく、英語とカタカナ語とキリスト教用語の3つにそれぞれ意味があることを知る程度に留めましょう。

「インスピレーション」の例文・用例

インスピレーションを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●行ったことのない場所に行くことは、いつもインスピレーション を湧き出させるのに役立っている。
●休息をきちんと取った方がインスピレーション は沸きやすいよ。

SNSでの「インスピレーション」の使われ方

「インスピレーション」の類義語

インスピレーションの類義語は、「ピンときた」です。

意味は、閃いたや思いついたです。

カタカナ語のインスピレーションと全く同じ意味の言葉が、ピンときたとなっています。頭の中に突然に思い浮かぶ様を表すので、使われ方も同じです。

他には「(頭の中に考えが)降ってきた」なども、同じ意味の言葉として使われています。

「インスピレーション」の対義語・反意語

インスピレーションの対義語は、「考察、熟考」です。

意味は、じっくりと考えることです。

インスピレーションが直感的に瞬時に思い浮かぶことなので、じっくりと考えるという意味の言葉が対義語となります。

そのためそれらの意味を持つ「考察、熟考」が、インスピレーションの対義語として挙げられます。