「インスパイア」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-11-26

「インスパイア」の意味とは

インスパイアとは、ひらめきや刺激を与えるという意味です。何かから強い影響を受けて、感情がわきあがったり、ひらめいたり、何か行動を起こしたりする場面で使います。

「インスパイア」の語源

インスパイアの語源は、英語の「inspire」です。

ラテン語の「in(中へ)」と「spirare(息、息吹)」が組み合わさった言葉で、直訳すると「〜(思想・感情など)を吹き込む」になります。

「インスパイア」の特徴

日本語では一般的には「〜にインスパイアされる」というかたちで使われます。
「インスパイアされる」と言う場合には、あるインスピレーションやひらめきを得るような体験をしたときに用いられます。「〜に触発される」という意味で使われていることがほとんどです。

芸術作品などに触発されて、似たようなテーマの作品を作り上げたときには、「あの作品にインスパイアされた」という表現ができます。

「インスパイア」の英語表現

英語の「inspire」には「触発する」「吹き込む」「刺激する」など、たくさんの意味があります。
―His speech inspired the crowd.(彼の演説は群衆を感動させた。)

名詞は「inspiration」(インスピレーション)で、「創作・思索などの過程でひらめいた新しい考えで、瞬間的に浮かぶ考え」、「ひらめき」という意味です。

「インスパイア」の表現の広がり

企業のキャッチフレーズや車の名前などに使われています。

インスパイア・ザ・ネクスト

「インスパイア・ザ・ネクスト」とは、日本の会社である日立グループが掲げたキャッチフレーズです。

会社全体で未来へと伸びていこうという意志を含んだ意味を持っています。

ホンダ・インスパイア

以前、ホンダが販売していた乗用車の名前に「ホンダ・インスパイア」がありました。

現在は生産終了していますが、ホンダ・インスパイアの初代は1989年10月から約23年間販売された車種でした。「インスピレーションやひらめきを与え感動させる車」、「奮い立たせる車」という意味合いです。

「インスパイア」の例文・用例

インスパイアを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの楽曲にインスパイアされて、絵を描いた。
●美術館に行くと多くの作品からインスパイアを受ける。

SNSでの「インスパイア」の使われ方

「インスパイア」の類義語

インスパイアの類義語は、「触発される」です。
意味は、何らかの刺激が加わり、ある意欲・衝動・行動などが誘い起こされることです。
―相手の熱意に触発される。

「インスパイア」の対義語・反意語

インスパイアの対義語・反意語はありませんでした。