「カニバる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「カニバる」の意味とは
マーケティング分野での意味とは
カニバるとは、自社製品やサービス同士で売り上げを奪い合ったり、企業内の店舗同士で顧客を奪い合ったりする状態になることです。
カニバる状態になる原因としては、ターゲット層の絞り込みが不十分であることや、製品・サービスの差別化が曖昧であることなどが挙げられます。
社内で類似製品やサービスを開発・提供することで、戦略的にマーケットの拡大を図る場合もありますが、競合他社からシェアを奪うことができず、企業全体として販売量を上げることができなくなる場合もあります。
ブログの分野での意味とは
また、上記のビジネススラングが転じて、カニバるとは、自サイトの複数ページが「同一検索キーワード」「同一検索意図」に対して競合している状態のことも指します。ページタイトルや内容が似通っていたり、リンク元ページのアンカーテキストに近しい文字列が設定されていたりすると、検索されたキーワードがページのどのテーマにふさわしいのかが分からなくなるため、このような状態が起こります。
「カニバる」の語源
「カニバる」は「共食い」という意味を持つ英語の名詞「cannibalization」を動詞化したものです。
「カニバる」を使用するときの注意点
「カニバる」という言葉はビジネススラングであるため、社内の親しい間柄での使用は問題ありませんが、社内でも公式な場や社外の人に対しては「自社競合」などと言い換えるようにしましょう。
「カニバる」の例文・用例
カニバるを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●その製品は他部署とカニバるから開発を進めない方が良いと思うよ。
●既存のサービスとカニバるかどうか確認しておいてもらえる?
SNSでの「カニバる」の使われ方
「カニバる」の類義語
カニバるの類義語は「自社競合を起こす」です。意味は同じです。
「カニバる」の対義語・反意語
カニバるの対義語・反意語はありませんでした。