「認識齟齬」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「認識齟齬」の意味とは
認識齟齬とは、見解に食い違いがあるという意味です。
「にんしきそご」と読み、つじつまが合わないことを表現します。
「齟齬」という2文字にはいずれも「歯」という感じが含まれており、「齟」はちぐはぐであること、「齬」は食い違うという意味合いを持つ漢字です。
「認識齟齬」と「認識相違」の違い
「認識齟齬」は見解の食い違いを表す言葉ですが、「認識相違」は見解が異なっておりかみ合わないことを示す言葉です。
例えば、あらかじめ二者間ですり合わせた事柄が食い違っている場合には「認識齟齬」、すり合わせをおこなわず、二者がまったく異なった見解を持っている場合には「認識相違」と表現します。
「認識齟齬」を使う際の注意点
認識齟齬とは、客観的な立場で用いる言葉です。
相手に対して使うと、相手に対して間違いを指摘する意味合いを含むことになりますので、別の同義語に置き換えることも大切です。
「認識齟齬」の例文・用例
認識齟齬を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●両者の間に認識齟齬があり、問題が起きています。
●私たちの考えていたことと認識齟齬があるようです。
SNSでの「認識齟齬」の使われ方
「認識齟齬」の類義語
認識齟齬の類義語は「認識の行き違い」「平行線」などがあります。
「認識齟齬」の対義語・反意語
認識齟齬の対義語・反意語は「認識の合致」や「認識の疎通」です。
合致はぴったりと合うこと、疎通は通じ合うことを意味します。