「プライオリティ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-09-18

「プライオリティ」の意味とは

プライオリティとは、優先順位・優先度・優先権という意味です。

ビジネス語として使われることが多いですが、日常生活の中でも使われています。

「優先順位」という意味で使われる場合は、「高い・低い」で表し、「優先権」という意味で使われる場合は、「プライオリティがある」、「プライオリティを置く」という言い方をします。

また、「最も優先すべき事項」を表す言葉としてよく使われるのが、「トッププライオリティ」や「ファーストプライオリティ」です。

「プライオリティ」の語源

プライオリティは、英語の「priority」をカタカナ語にしたものです。

「priority」の語源は、ラテン語の「より前の」という意味の「prior」と「状態」を意味する「ity」です。

この2つの組み合わせにより、「priority」は「優先・先であること」という意味になりました。日本語の「プライオリティ」もほとんど同じ意味で使われています。

日常生活で使われる「プライオリティ」

日常生活の中でよく耳にする「プライオリティ」の関連語として、「プライオリティシート」、「プライオリティ・パス」、「プライオリティ・シーティング」の3つを紹介します。

プライオリティシート

1つ目は「プライオリティシート」です。これは、電車やバスの優先座席のこと。

高齢者や障害を持っている方、妊娠中の女性や小さい子供などが優先的に座ることのできる席のことを指します。

プライオリティ・パス

2つ目は「プライオリティ・パス」です。これは、プライオリティ・パス社が提供している、世界中の空港ラウンジを利用できる有料の会員制サービス。

インターネット環境が整っていたり、ドリンクや軽食をとれたりと充実したサービスによって、搭乗までの待ち時間を快適に過ごすことができます。

プライオリティ・シーティング

3つ目は「プライオリティ・シーティング」です。これはディズニーパークのレストランで、事前受付する便利なサービスのこと。

対象となるレストランに事前に利用予定時刻を連絡しておくことで、優先的に席に案内してもらうことができるので、待ち時間を短縮することができます。

「プライオリティ」の例文・用例

プライオリティを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●私の中では、生活よりも仕事の方が プライオリティが高い。
●顧客が何に プライオリティを置くのかを把握して置くことが重要だ。

SNSでの「プライオリティ」の使われ方

「プライオリティ」の類義語

プライオリティの類義語は、「優先順位・優先権・優先・優先事項」などが挙げられます。

「プライオリティ」の対義語・反意語

プライオリティの対義語は、「優先」の反対の意味を表す「劣後・後回し」などがあります。
ただし、「劣後」といった言葉はほとんど使われていません。

また、英語の「priority」の対義語は、「posteriority」です。
「あとであること・次でいること」を意味します。