「乱数」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「乱数」の意味
乱数とは、規則性がなく予測不能に発生、羅列されている数値のことです。
また、数値の生成において、すでに分かっている値の列から次に現れる値を予測できないような数値の列を乱数列といいます。
乱数の英語表現
乱数は英語で「random number」と表記します。
「random」とは、でたらめの、思い付きの、無作為のなどを意味する形容詞です。「number」とは、「数」という意味です。
乱数の特徴
乱数は、パスワードの自動生成やゲームにおける敵の出現有無の判定など、不確定要素を作り出したいときによく使われます。
また、乱数と言いつつ、文字を含む場合もあります。
例えば、 dhh2l1ahe783huri@kotowaka のような自動生成において作り出されるものなどが当てはまります。
コンピューターにおける「乱数」
ところで、コンピューターでは乱数が作れません。コンピューターでは「適当」ができないからです。
適当に見える数字を、コンピューターは特定の規則に従って作っています。
そのような数値を「擬似乱数」と呼びます。
ゲームにおける「乱数」
コンピューターゲームでは一般的に、メモリ内にある数値を特定の計算式に入れて計算し、その結果得られた数値の一部を取り出すという変換を行ってランダムな数値を得ています。
このメモリ内の数値は固定の数値になりますが、「時間経過」や「コントローラーの操作」などに連動させ、数値を変化させていくような仕組みになっています。
「乱数」の調整
ところで、ゲームにおいて乱数が焦点となるのは、「乱数調整」があるからです。
「乱数調整」とは、疑似乱数の出現を意図的に調整することです。
例えば、ポケモンにおける乱数調整とは、擬似乱数を調整する事によって好きな個体値のポケモンを入手することを意味します。
本来なら狙って出すことの出来ないポケモンも、短時間で入手できます。
疑似乱数の調整の仕方はツールを介する事によって内部数値を視覚化する方法や、内部数値の変動の仕方を全て解析した上でどのような操作を行えば目的の結果が出るのかを特定してしまう方法などがあります。
「乱数」の注意点
ゲームによっては、乱数生成の計算式が把握できていれば、コントローラーの操作の仕方やタイミングによって、望みの数値を出させる事ができます
ときには、手順を正しく踏めば同じ乱数を出せるため、非常に簡単にできる場合もあります。
逆に、たとえば、レアアイテム狙いで何回リセマラを繰り返そうとも、レアアイテムが出ない同じ乱数に固定されていたなら、何度やっても永久に出ません。
「乱数」の例文・用例
乱数を使った例文・用例を紹介します。
●乱数を解析する。
●自分が望んだ乱数結果を出させる
SNSでの「乱数」の使われ方
「乱数」の類義語
乱数の類義語はありませんでした。
「乱数」の対義語・反対語
乱数の対義語は、「擬似乱数」です。
「擬似乱数」とは、一見乱数のように規則性のない数の並びのように見えるが、一定の計算手順によって確定的に与えられる数値のことです。