「ゆう活」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2019-12-312020-10-04

「ゆう活」の意味とは

ゆう活とは、政府が推奨した「夏の生活スタイル変革の提案」の通称です。

明るい時間が長い夏に、「朝早くから働き、夕方からは自分の時間を楽しむ」といったワークライフバランスの推進、働きかた改革における国民運動の一つ。

2015年夏から始まったこの活動は、政府は強く「ゆう活効果」を推奨し、ポスターや数々のグッズを提供しキャンペーンを行った。

しかし、当初よりこの運動は賛否両論で、企業方針、業種によっては相容れない要素が多く、「結局職場にいつもより長く居ることになるだけ」「逆に残業が増えた」などという感想も少なくはなかった。

取引先がゆう活を採用していない、定時に帰りたくても上司がいて退社できない、暑くて日中は働けないなどというこれまでの慣例がゆう活を阻んでいる、という声も聞かれた。

「メリットは通勤ラッシュを回避できるだけ」と言われていたゆう活だが、昨今、サマータイムを採用する諸国のワーキングスタイルを引用する企業が増え、朝食ミーティングやフレックスタイム利用により「朝型就業」の成功例が広まるようになった。

このような企業単位の自発が改善と政府の意図と合致することとなり、結果的に「ゆう活」の効果が有効であることが証明されてきている。

時間の有効化、オンオフの切り替えによる肉体、精神面の緩和、仕事の効率向上が見込まれる、という実態例と、年々変化する気候との折り合いにおいて効果を期待されつつある。

ゆう活の語源は、「夕焼け時に、友人と会える、遊ぶ時間が増える、優しい時間ができる、新しい人、モノ、ことと自分が結ばれる」というキャッチフレーズから、「夕、友、遊、優、結」の5文字のキーワードと、「活動」を意味した「活」の文字を組み合わせた造語です。

ゆう活を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ゆう活で定時退社、久しぶりに友人と会った。
●ミーティングを朝に切り替えた。ゆう活を意識すると残業が減る。

ゆう活の類義語はありませんでした。

ゆう活の対義語・反意語はありませんでした。