「変異株」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「変異株」の意味とは
変異株とは、ウイルスの遺伝子情報が変化したもののことです。ウイルスは生き永らえるために少しずつ遺伝子情報を変えて、絶えず変わり続けるという特徴があります。
特に新型コロナウイルスにおいては、世界のあちこちで変異(ウイルスの遺伝子情報の変化)が繰り返されており、少しずつ形や特徴の違うウイルスが存在しています。
ウイルスの遺伝子情報が変化すると、感染しやすくなったり、重症化しやすくなったりする傾向があります。
「変異株」の種類
新型コロナウイルスにおいては、国内における変異株は、国立感染症研究所所によると、大きく次の3つに分類されています(2021年10月現在)。
懸念される変異株(VOC)
公衆衛生への影響が大きく、治療・ワクチン効果の変化が明らかになった変異株のことで、ベータ株、ガンマ株、デルタ株が該当します。
注目すべき変異株(VOI)
公衆衛生への影響が見込まれ、治療・ワクチン効果や診断に影響がある可能性がある、または、国内侵入・増加の兆候やリスクを認めるもので、現在は該当するものがありません。
監視下の変異株(VUM)
公衆衛生への影響が見込まれ、診断・治療・ワクチン効果に影響がある可能性があり、検出数が継続的に僅かであるものを指し、アルファ株、ラムダ株、ミュー株、AY.4.2が該当します。
「変異株」の例文・用例
変異株を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●ワクチンの効かない変異株がこれからも出現すると思うと油断できない。
●さまざまな変異株の存在が、新型コロナウイルスが終息しない原因の1つかもしれない。
SNSでの「変異株」の使われ方
「変異株」の類義語
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「変異株」の対義語・反意語
変異株の対義語・反意語はありませんでした。