「同床異夢(どうしょういむ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「同床異夢」の意味とは
同床異夢(どうしょういむ)とは、同じ寝床に寝ても、それぞれ異なる夢を見ること。転じて、同じ立場やにありながら、考え方や目標が異なることを表す四字熟語です。
たとえば、職場では、同じ部署で協力し合いながら仕事をしていても、各違った考えや目標を持っていることもあります。
「同床異夢」の語源
「同床異夢」は中国の書物「陳亮‐与朱元晦書」から生まれた言葉です。これは南宋時代に中国の思想家・陳亮が論敵に送った手紙の中に出てくる、「寝床を同じくしても別の夢を見れば、たとえ優れた周公旦であっても、お互いの考えや意見は理解できない」という意味の言葉が由来となっています。
「同床異夢」の英語表現
同床異夢を英語で表すと次のような表現になります。
・We may sleep in the same bed, but we have different dreams.
・We live together but in different worlds.
[出典:英辞郎、Weblio和英辞典]
「同床異夢」の例文・用例
同床異夢を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●いくら相方とは言え同床異夢なので、時には互いの考えをきちんと聞いて話し合うことが必要だ。
●今度の社長は先代とは同床異夢のようだ。
SNSでの「同床異夢」の使われ方
「同床異夢」の類義語
同床異夢の類義語は「同床各夢(どうしょうかくむ)」です。意味は同床異夢と同じです。
「同床異夢」の対義語・反意語
同床異夢の対義語・反意語は「異榻同夢(いとうどうむ)」です。「環境や立場が違っても、同じ考えやゴールを持つ」という意味の四字熟語です。