「感慨無量(かんがいむりょう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「感慨無量」の意味とは
感慨無量(かんがいむりょう)とは、ある出来事や状況に対して、言葉では言い表せないほどの深い感動や感慨を抱いていること
を表す四字熟語です。つまり、心の底から感動し、しみじみと感じているような状態を指します。例えば、故郷に帰省した際に、幼い頃の思い出が蘇り、感動で胸がいっぱいになるような状況でこの言葉が使われます。
「感慨無量」の語源
「感慨無量」という言葉は、古くから使われてきた言葉で、具体的な起源は特定されていません。しかし、「感慨」と「無量」という二つの言葉が組み合わさることで、言葉では言い表せないほどの深い感動を表すようになったと考えられています。
「感慨」とは、心に深く感じて、しみじみとした思いにひたることを意味します。「無量」は、はかり知れないほど大きいという意味です。つまり、「感慨無量」は、心が大きく揺さぶられ、感動のあまり言葉にならないような状態を指しています。
「感慨無量」の英語表現
感慨無量を英語で表すと次のような表現になります。
・be deeply moved
・one’s heart was full
・be filled with deep emotion
[出典:ジーニアス和英辞典]
「感慨無量」の例文・用例
感慨無量を使った例文・用例を紹介します。
●完成した作品を鑑賞し、これまでの努力が報われたと感じ、感慨無量であった。
●卒業式のスピーチで、恩師の言葉に聞き入ってしまい、感慨無量になった。
SNSでの「感慨無量」の使われ方
「感慨無量」の類義語
感慨無量の類義語は「感無量(かんむりょう)」や「感慨(かんがい)ひとしお」です。
「感無量」は感慨無量を略した言葉で意味は同じです。「感慨ひとしお」は、より一層、しみじみと深く感じ入る、という意味の言葉です。
「感慨無量」の対義語・反意語
感慨無量の対義語・反意語は「無感動」です。「無感動」は心を動かされないことを意味する言葉です。