「枝葉末節(しようまっせつ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「枝葉末節」の意味とは
枝葉末節(しようまっせつ)とは、物事の本質から外れた些細な部分や、重要ではない事柄
を表す四字熟語です。
例えば、会議において、議題の内容よりも参加者の服装や発言の順番にばかりこだわってしまうような場合、「枝葉末節にとらわれる」と表現することができます。
「枝葉末節」は、本質を見失わないために重要な言葉です。物事を深く考える際には、常に「何が本当に大切なのか」ということを意識する必要があります。
「枝葉末節」の語源
「枝葉」は、幹から生えた枝や葉を指し、「末節」は枝の先端にある節を指します。これらを組み合わせることで、「本質ではない部分」という意味を表しています。
「枝葉末節」の英語表現
枝葉末節を英語で表すと次のような表現になります。
・minor details
・minor problems
・distractions from the main issue
[出典:ジーニアス英和辞典]
「枝葉末節」の例文・用例
枝葉末節を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●このプロジェクトを成功させるためにも、枝葉末節な議論に時間を費やすのは避けよう。
●受験勉強では、枝葉末節にとらわれて細かい知識ばかり詰め込むよりも、重要なポイントを理解することが大切だ。
SNSでの「枝葉末節」の使われ方
「枝葉末節」の類義語
枝葉末節の類義語は「重要でない」、「取るに足らない」、「些細な」、「たわいもない」、「大したことのない」などです。いずれも、物事の本質ではないことを指すときに使う言葉です。
「枝葉末節」の対義語・反意語
枝葉末節の対義語・反意語は「大所高所(たいしょこうしょ)」です。大所高所とは、物事を全体から見渡し、細かい部分にとらわれずに広い視野で考えることを意味する四字熟語です。