「薄利多売(はくりたばい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「薄利多売」の意味とは
薄利多売(はくりたばい)とは、1つの商品の利益を少なくして大量に売り、全体として利益が上がるようにすることやそのビジネスモデルを表す四字熟語です。
かつては売り手の「犠牲による薄利」が多くの買い手を集め、結果として全体として利益が上がるという流れでしたが、昨今では商品の大量生産システムが導入されることでコストダウンが可能となり、サプライチェーン全体として薄利を追求する方向に変化しています。
※参照:https://xtrend.nikkei.com/atcl/word/00/00001/00721/
「薄利多売」の語源
「薄利」とは「利益の薄いこと」、「利益の少ないこと」という意味です。
「多売」とは文字通り「多く売る」という意味です。つまり、これらを合わせて、利益の少ない商品を大量に売ることで儲けを多くするという意味を表します。
「薄利多売」の英語表現
薄利多売を英訳した表現には次のものが挙げられます。
下記を直訳すると「利益は小さいけれどもすぐに売れる」という意味になり、少し日本語のニュアンスとは異なります。
・small profits and quick returns
[出典:ジーニアス和英辞典]
「薄利多売」の例文・用例
薄利多売を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●薄利多売で集客に成功した。
●オープン当初は薄利多売で構わないと思っている。
SNSでの「薄利多売」の使われ方
「薄利多売」の類義語
薄利多売の類義語は「数でこなす」です。1つ1つの利益は小さいけれど、大量に売り捌くことによって採算がとれるようにすることを意味します。
「薄利多売」の対義語・反意語
薄利多売の対義語・反意語は「厚利少売(こうりしょうばい)」です。販売数を少なく抑える分、1つ1つの利益率が高いものを販売するビジネスモデルを意味します。