「徒手空拳(としゅくうけん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「徒手空拳」の意味とは
徒手空拳(としゅくうけん)とは、資金や道具、人脈など、何も持たずに、ただ自分の力で何かを成し遂げようとすること
を表す四字熟語です。困難な状況下で、何も持たずに立ち向かう人の様子を表す際に用いられます。
「徒手空拳」の語源
「徒手空拳」という言葉は、武術や武道などの世界でよく使われてきました。武術では、武器を使わずに体一つで戦うことを「徒手」と言います。また、「空拳」は、拳の中に何も握らず、ただ空気を切るような状態を表します。つまり、「徒手空拳」は、武術における最も基本的な姿勢であり、そこから転じて、何も持たずに立ち向かうという意味に広がっていったと考えられます。
「徒手空拳」の英語表現
徒手空拳を英語で表すと次のような表現になります。
・barehanded(素手の、何も持たずに)
・unarmed(無武装の)
・with empty hands(空手で)
「徒手空拳」の例文・用例
徒手空拳を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●新しい事業を始めるにあたり、彼は徒手空拳でスタートした。
●彼は徒手空拳でジャングルへと旅立った。
SNSでの「徒手空拳」の使われ方
「徒手空拳」の類義語
徒手空拳の類義語は「素手」や「無一物」です。
素手とは手に何も持たない状態、無一物とは何も所有していない、完全に何もない状態を表す言葉です。
「徒手空拳」の対義語・反意語
徒手空拳の対義語・反意語は「万全の備え」です。万全の備えとは、すべての準備が整っている状態を表す言葉です。