「半死半生(はんしはんしょう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「半死半生」の意味とは
半死半生(はんしはんしょう)とは、半分死に、半分生きている状態。また、今にも死にそうな状態を表す四字熟語です。
「はんしはんじょう」「はんじはんじょう」「はんしはんせい」とも読みます。
「半死半生」の語源
半死半生は、前漢の文人であった枚乗(ばいじょう)という人物による『七発(しちはつ)』という書物に由来しています。そこには、楚国の太子が病気になった際のエピソードが綴られており、太子の様子を表した「其根半死半生」という一節があります。これは、大きな桐の木について述べた文章で、力強い外見について述べた後、実は生命力がほとんどない木であるとして「今にもs死にそうな状態」であることを伝える表現となっています。
「半死半生」の英語表現
「半死半生の状態にある」を英語で表すと次のような表現になります。
・be half dead
・be more dead than alive
[出典:ジーニアス和英辞典]
「半死半生」の例文・用例
半死半生を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●交通事故で半死半生の状態だったが、無事に手術は成功した。
●仕事に追い詰められていた上、親の介護も重なり半死半生の1ヶ月だった。
SNSでの「半死半生」の使われ方
「半死半生」の類義語
半死半生の類義語は「気息奄奄」(きそくえんえん)です。「気息奄奄」は息をするのも苦しい瀕死状態で、今にも人が亡くなりそうな様子を表す四字熟語です。これは、半死半生のように人に対して使われるだけでなく、国や組織などが今にも滅んでしまうたとえとしても使われます。
「半死半生」の対義語・反意語
半死半生の対義語・反意語はありませんでした。強いて挙げるとするなら、「軽傷」、「健康」といった言葉が該当します。