「不老不死(ふろうふし)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「不老不死」の意味とは

不老不死(ふろうふし)とは、いつまでも老いることなく、死なないことを表す四字熟語です。

「不老不死」の語源

不老不死の語源となっているのは『列子』の、「金玉珠干(きんぎょくしゅがん)の樹、皆叢生(そうせい)す、花実皆滋味有り、之(これ)を食らえば皆不老不死(老いず死なず)」という一節です。

「不老不死」の英語表現

不老不死を英語で表すと次のような表現になります。

・eternal youth(不老不死)
[出典:ジーニアス和英辞典]

直訳すると「永遠の若さ」というニュアンスです。

「不老不死」の例文・用例

不老不死を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●幼い頃は不老不死に憧れていて、「ずっと生き続けるのが夢」と短冊に書いたことが懐かしく思い出される。
●遠い将来、遺伝子の研究が更に進んだら不老不死が実現したりして。

SNSでの「不老不死」の使われ方

「不老不死」の類義語

不老不死の類義語は「長生不死(ちょうせいふし)」や「不老長寿(ふろうちょうじゅ)」です。
生命体だけでなくあらゆる存在に対して用いられる語も含めると、「永久不滅(えいきゅうふめつ)」も挙げられます。
「長生不死」は不老不死と同じく、「いつまでも老いることなく、永遠に死なないこと」を意味します。
「不老長寿」は「いつまでも年をとらず、長生きすること」を意味します。これらは「永久に死なない」とする不老不死や長生不死とは異なり、人はいずれ死ぬということが前提にあります。
そのため、健康で長生きしている人を表すときやその長生きの秘訣を聞くときなどに用いられます。
「永久不滅」は「いつまでもなくならないこと」を意味します。

「不老不死」の対義語・反意語

不老不死の対義語・反意語は「生者必滅(しょうじゃひつめつ)」です。「生者必滅」は、「生命あるものは必ず滅び死ぬ」という意味です。

四字熟語

Posted by 亜樹南川