「一知半解(いっちはんかい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「一知半解」の意味とは
一知半解(いっちはんかい)とは、あることを少し知っているだけで、十分には理解していない状態
を表す四字熟語です。
「一知半解」の語源
「一知」は「わずかばかり知っている」という意味、「半解」は「半分ぐらい理解している」という意味です。これら2つの言葉が組み合わさって、「あることを少し知っているだけで、十分には理解していない状態」という意味を表します。この語源は、中国の「詩話・詩弁」にあります。「有透徹之悟、有但得一知半解之悟」という記述があり、「全てを見抜き、真実を悟る者もいれば、ほんの少ししか分からず、物の半分しか理解していない人もいる」というという意味です。
「一知半解」の英語表現
一知半解を英語で表すと次のような表現になります。
・superficial knowledge
His superficial knowledge of the subject made his arguments unconvincing.
(彼の浅薄な知識は、彼の議論を説得力のないものにしていた。)
[出典:ジーニアス英和辞典]
・half-baked knowledge
例文:
She was full of half-baked knowledge that she picked up from the internet.
(彼女は、インターネットで拾った中途半端な知識でいっぱいだった。)
[出典:英辞郎 on Web]
(https://ejje.weblio.jp/)
「一知半解」の例文・用例
一知半解を使った例文・用例を紹介します。
●彼はいつも一知半解な知識で専門家ぶって発言する。
●彼女は、一知半解な理解で周囲を混乱させていた。
SNSでの「一知半解」の使われ方
「一知半解」の類義語
一知半解の類義語は「半知半解(はんちはんかい)」や「生半可(なまはんか)」です。
「半知半解」とは、半分知って半分理解している意で、知ってはいるけれども、十分には理解していないことを意味する四字熟語です。「生半可」とは、不十分で中途半端であることを表す言葉です。
「一知半解」の対義語・反意語
一知半解の対義語・反意語は「格物致知」(かくぶつちち)です。「格物致知」とは、物事の本質を深く追求し、知識や学問を極めることを意味します。