「閑話休題(かんわきゅうだい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「閑話休題」の意味とは
閑話休題(かんわきゅうだい)とは、話が横道にそれたのを本筋に戻すときに使う四字熟語です。
「閑話休題」の語源
「閑話休題」は「閑話」と「休題」を合わせた言葉です。閑話は「雑談」や「むだばなし」という意味で、休題は「今まで話していた話題をやめる」という意味です。
「閑話休題」は中国、明の時代の長編小説、『水滸伝(すいこでん)』に由来しています。「しばらく閑話をとして休題し、ただし正話をいわんや。」という一文があり、「雑談はここまでにして、本題について話しましょう」という意味を表します。
「閑話休題」を使う際の注意点
「閑話休題」は本来「余談から本題に戻ること」という意味の四字熟語です。そのため、「本題から脱線すること」という意味で使うのは誤用ですので、気をつけましょう。
「閑話休題」の英語表現
閑話休題を英語で表すと次のような表現になります。
・Well, let’s get back to the subject [so much for digressions].(さて、閑話休題だ。)
[出典:小学館 プログレッシブ和英中辞典]
「閑話休題」の例文・用例
閑話休題を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●閑話休題、本題に戻ろう。
●閑話休題といきたいところですが、まだ全員戻ってきていないので少し待ちましょう。
SNSでの「閑話休題」の使われ方
「閑話休題」の類義語
閑話休題の類義語は「それはさておき」や「ともかく」です。いずれも使い方は閑話休題と同じです。
「閑話休題」の対義語・反意語
閑話休題の対義語・反意語は「余談ですが」や「話がそれますが」です。いずれも、話が本筋からそれるときに使う言葉です。