「公私混同(こうしこんどう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「公私混同」の意味とは
公私混同(こうしこんどう)とは、公的なことと私的なこと、つまり、社会的なことと個人的なことを区別せず、一緒にしてしまうことを表す四字熟語です。たとえば、公の目的で使うはずの金銭や物品を私用目的で使用してしまう、会社のパソコンで私用のメールを送ったり仕事に無関係の事柄をネットで閲覧したりするなど、悪い意味として用いられます。
「公私混同」の語源
「公私」は、公的なことと私的なこと、つまり社会的なことと個人的なことを意味します。「混同」は、区別すべき事柄を同一の事柄と間違えることを意味します。
「公私混同」の英語表現
公私混同を英語で表すと次のような表現になります。
https://www.youtube.com/watch?v=a2dD_hYN1kE
・mix public and private affairs(公私混同する)
[例]He always mixes public and private affairs.(彼はいつも公私混同する)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「公私混同」の例文・用例
公私混同を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●彼は公私混同して、友人との飲食代を会社の経費で落としていた。
●職場の印刷機で仕事に関係ないチラシを印刷してはいけないよ。それは公私混同というんだよ。
SNSでの「公私混同」の使われ方
「公私混同」の類義語
公私混同の類義語は「公私混交」や「公私混淆」です。どちらも「こうしこんこう」と読み、公私混同と同じ意味です。
「公私混同」の対義語・反意語
公私混同の対義語・反意語にあたる四字熟語はありませんでした。「公私混同」の反対の意味を伝えるときは、「混同」の対義語・反対語にあたる「峻別(しゅんべつ)」や「区別」を使って、「公私の峻別」や「公私の区別」といった言葉を使うと良いでしょう。