「無芸大食(むげいたいしょく)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「無芸大食」の意味とは
無芸大食(むげいたいしょく)とは、特に優れた才能や技量もなく、ただ食べることだけが得意な人
を表す四字熟語です。人の外見や行動を揶揄する際に使われる言葉であり、特に、才能や努力をせずにただ楽をしている人を批判する時に用いられます。しかし、近年では、自分自身を謙遜して表現する際にも使われることがあります。
「無芸大食」の語源
「無芸」は特に優れた才能や技量がないこと、「大食」は非常にたくさん食べることを意味します。
つまり、「無芸大食」は、才能がなく、ただ大食いをするという意味になります。
「無芸大食」を使う際の注意点
この言葉を相手に対して直接使う際には傷つける可能性があるので、「無芸大食」の代わりに、より中立的な表現を使うことも可能です。例えば、「成長の余地がある」「経験が浅い」など、建設的な言葉を選ぶことで、相手を傷つけずに伝えることができます。
「無芸大食」の英語表現
無芸大食を英語で表すと次のような表現になります。
・mere glutton(単なる食いしん坊)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「無芸大食」の例文・用例
無芸大食を使った例文・用例を紹介します。
●あの男は無芸大食で何の仕事もできない。
●私は無芸大食の者ですが、少しばかりお手伝いさせてください。
SNSでの「無芸大食」の使われ方
「無芸大食」の類義語
無芸大食の類義語は「無能」「無才」「凡人」などです。 いずれも能力や才能がないことを表しますが、大食いという意味はなく、それぞれのニュアンスも少しずつ異なります。
無能は特定の仕事や役割を果たす能力がないことを強調します。
無才は才能や才能を開花させる能力がないことを強調します。
凡人は平凡な人、特に優れたところがない人を指します。
「無芸大食」の対義語・反意語
無芸大食の対義語・反意語は「多才多芸」です。
多才多芸は様々な才能や芸を持っていることです。