「二人三脚(ににんさんきゃく)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「二人三脚」の意味とは
二人三脚(ににんさんきゃく)とは、二人が横に並び、互いの内側の足首を紐などで結び合わせ、二人合わせて三本の足で走る競技。転じて、二人が力を合わせて事にあたることのたとえを表す四字熟語です。
二人三脚は運動会やレクリエーションでよく行われる競技で、チームワークや息の合わせ方が重要になります。
「二人三脚」の語源
二人三脚の語源は、競技の「二人三脚」です。二人が歩調を合わせて走るこの競技になぞらえて、協力して物事を成し遂げようとすることを「二人三脚」というようになりました。
「二人三脚」の英語表現
二人三脚を英語で表すと次のような表現になります。
・three-legged race (競技としての二人三脚)[出典:ジーニアス和英辞典]
・work together in close cooperation(協力して物事を成し遂げる)[出典:大辞林 第三版]
「二人三脚」の例文・用例
二人三脚を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●夫婦二人三脚で歩んできて、早50年となります。
●私たちは二人三脚で幾多もの困難を乗り越えて成長してきた。
SNSでの「二人三脚」の使われ方
「二人三脚」の類義語
二人三脚の類義語は「協力一致(きょうりょくいっち)」、「相扶相助(そうごふじょ)」です。
「協力一致」は力を合わせて一つの目標に向かって取り組むこと、「相扶相助」は互いに助け合い、支え合うことを意味します。
「二人三脚」の対義語・反意語
二人三脚の対義語・反意語は「単独行動(たんどくこうどう)」、「独断専行(どくだんせんこう)」、「我田引水(がでんいんすい)」です。
「単独行動」は一人だけで行動すること、「独断専行」は自分の考えだけで行動すること、「我田引水」は自分の利益だけを追求することを意味します。