「沈思黙考(ちんしもっこう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「沈思黙考」の意味とは
沈思黙考(ちんしもっこう)とは、黙って深く物事を考えることを表す四字熟語です。
「沈思黙考」の語源
「沈思黙考」とは、「思いに沈むこと」を表す「沈思」と、「黙って考えること」を表す「黙考」を組み合わせてできた四字熟語です。特に出典となる故事などはありません。
「沈思黙考」の英語表現
沈思黙考を英語で表すと次のような表現になります。
・meditation(沈思黙考)
・meditate on[upon]~(~について沈思黙考する)
[例]・maditate on a philosophical problem(哲学的問題について沈思黙考する)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「沈思黙考」の例文・用例
沈思黙考を使った例文・用例を紹介します。
●すぐに結論を出さずにもっと沈思黙考すべきだ。
●彼は多忙なので沈思黙考する時間がないのだろう。
SNSでの「沈思黙考」の使われ方
「沈思黙考」の類義語
沈思黙考の類義語は「三思九思(さんしきゅうし)」、「審念熟慮(しんねんじゅくりょ)」や「千思万考(せんしばんこう)」です。
「三思九思(さんしきゅうし)」は「何度も繰り返しじっくりと考えること」、「審念熟慮(しんねんじゅくりょ)」は「自分の思いを明らかにするために、十分に念を入れて考えること」、「千思万考(せんしばんこう)」は「何度も考えたり思ったりすること」を表す四字熟語です。
「沈思黙考」の対義語・反意語
沈思黙考の対義語・反意語は「軽率短慮(けいそつたんりょ)」、「軽慮浅謀(けいりょせんぼう)」や「皮相浅薄(ひそうせんぱく)」です。
「軽率短慮(けいそつたんりょ)」は「よく考えず、軽はずみに行動すること」、「軽慮浅謀(けいりょせんぼう)」は「浅はかで軽々しい考えや計画」、「皮相浅薄(ひそうせんぱく)は「物事の考えが浅く薄っぺらいこと」を表す四字熟語です。