「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「六根清浄」の意味とは
六根清浄(ろっこんしょうじょう)とは、目、耳、鼻、舌、身、意の6つの感覚器官(六根)を清め、煩悩や迷いから解放されること
https://www.youtube.com/watch?v=C9Vd2NVizfQ
を表す四字熟語です。仏教用語の1つで、精神世界や修験道において、重要な概念として捉えられています。
六根とは、人間の感覚器官と意識を指します。具体的には、以下の通りです。
目: 視覚を感じる器官
耳: 聴覚を感じる器官
鼻: 嗅覚を感じる器官
舌: 味覚を感じる器官
身: 触覚を感じる器官
意: 思考や感情を司る意識
これらの六根は、常に様々な情報を受け取り、欲望や執着を生み出す要因となります。六根清浄は、こうした煩悩や迷いを断ち切り、心の平安を得るための修行法として古くから伝承されてきました。六根清浄は、単に感覚器官を清めるだけでなく、心の奥底にある煩悩や執着まで洗い流すことを目的としています。それは、真の悟りを目指すための重要なステップであり、仏教徒だけでなく、多くの人々にとって心の安寧をもたらす指針となっています。
「六根清浄」の語源
目、耳、鼻、舌、身、意の6つの感覚器官(六根)の汚れが除かれ心身ともに清らかになることから、「六根清浄」と言われています。
「六根清浄」の英語表現
六根清浄を英語で表すと次のような表現になります。
・purification of the six roots of perception
[出典:Weblio和英辞典]
「六根清浄」の例文・用例
六根清浄を使った例文・用例を紹介します。
●六根清浄を実践することで、より良い人生を送ることができる。
●日々の生活の中で、六根清浄を意識し、心を清らかにしていきたい。
SNSでの「六根清浄」の使われ方
「六根清浄」の類義語
六根清浄の類義語は「清浄無垢(せいじょうむく)」、「八面玲瓏(はちめんれいろう)」、「精進潔斎(しょうじんけっさい)」などです。
「清浄無垢」は清らかで汚れのないさまを表す四字熟語です。
「八面玲瓏」は心の中に曇りがなく、清らかな状態を意味する四字熟語です。
「精進潔斎」は飲食を慎み、不浄や汚れを寄せ付けずに、心身を清らかにすることを意味する四字熟語です。
「六根清浄」の対義語・反意語
六根清浄の対義語・反意語は「煩悩具足(ぼんのうぐそく)」です。
「煩悩具足」とは、煩悩をもとから身に備え持っていることを表す四字熟語です。