「衆議一決(しゅうぎいっけつ)」とは?意味と例文が3秒で
目次
「衆議一決」の意味とは
衆議一決(しゅうぎいっけつ)とは、大勢の意見や相談によって、意見が1つにまとまり決まることを表す四字熟語です。
本来はこのように大勢の意見がまとまることを表しますが、SNSなどでは、自分の頭の中で色々と考えを巡らせていた結果、結論が1つに決まったという場面や、大人数ではない家族会議の結果、意見が1つにまとまった場面にも使用されています。
「衆議一決」の語源
「衆議」は大勢の意見や相談、「一決」は1つにまとまり決まることを指す言葉です。それらを合わせて「衆議一決」という言葉になりました。
「衆議一決」の英語表現
衆議一決を英語で表すと次のような表現になります。
・The law was unanimously decided.
(その法律は衆議一決だった。)
[出典:Weblio和英辞典]
※unanimouslyは「満場一致で」という意味です。
「衆議一決」の例文・用例
衆議一決を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●文化祭の出し物についての話し合いは特にもめることもなく、衆議一決した。
●部署内で意見が二分していたが、議論を重ねた結果、ようやく衆議一決した。
SNSでの「衆議一決」の使われ方
「衆議一決」の類義語
衆議一決の類義語は「満場一致(まんじょういっち)」、「全会一致(ぜんかいいっち)」です。
「満場一致」はその場にいる全員の意見が一致すること、「全会一致」は会を構成する全員の意見が一致することを指します。
「衆議一決」の対義語・反意語
衆議一決の対義語・反意語は「甲論乙駁(こうろんおつばく)」や「諸説紛紛(しょせつふんぷん)」です。「甲論乙駁」は、互いにあれこれ主張して議論がまとまらないこと、「諸説紛紛」は色々な意見や議論が入り乱れてまとまらないさまを表します。