「大所高所(たいしょこうしょ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「大所高所」の意味とは
大所高所(たいしょこうしょ)とは、物事を全体から見渡し、細かい部分にとらわれずに広い視野で考えること
を意味する四字熟語です。高いところから見下ろすように、全体を把握し、より客観的な判断をしようとする際に使われます。
例えば、企業経営において「大所高所」の視点を持つことは、個々の部署の利益だけでなく、企業全体の利益を考え、より長期的な視点で経営戦略を立てることに繋がります。また、人間関係においても、相手の立場や状況を客観的に理解し、全体的なバランスを考えながら行動することが求められます。
「大所高所」の語源
「大所高所」という言葉は、文字通り「大きな場所」と「高い場所」を組み合わせたものです。つまり、高い位置から見るだけでなく、広い視野を持ち、客観的な視点で物事を判断するという意味合いも含まれています。
「大所高所」の英語表現
大所高所を英語で表すと次のような表現になります。
・from a broad perspective(大所高所から)
[出典:Weblio和英辞典]
「大所高所」の例文・用例
大所高所を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●この問題を解決するためには、感情的にならずに、大所高所から冷静に判断する必要がある。
●大所高所に立って部下を指導するよう、日頃から意識している。
SNSでの「大所高所」の使われ方
「大所高所」の類義語
大所高所の類義語は「大局観(たいきょくかん)」です。大局観とは、全体的な状況を把握し、全体としての見方をすることです。
「大所高所」の対義語・反意語
大所高所の対義語・反意語は「枝葉末節(しようまっせつ)」です。枝葉末節とは、本質からはずれたこまごまとした重要でない事柄を指す四字熟語です。