「天真爛漫(てんしんらんまん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「天真爛漫」の意味とは
天真爛漫(てんしんらんまん)とは、生まれつきの素直な心そのままで、無邪気なさまを表す四字熟語です。
「天真爛漫」の語源
「天真爛漫」の「天真」は、天から与えられた純粋な性質を、「爛漫」は自然のままに輝き現れる様子を表します。その語源は、元の時代に陶宗儀(とうそうぎ)によって著された中国の随筆集「南村輟耕録(なんそんてっこうろく)」にあり、花の絵の出来栄えを「天真爛漫」と称賛したことによるものです。現代では物に対してではなく、純真で無邪気な性格の人に対して良い意味で使われます。
「天真爛漫」の英語表現
天真爛漫を英語で表すと「innocent」です。
[例]a person as innocent as a child(子どものように天真爛漫な人)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「天真爛漫」の例文・用例
天真爛漫を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●彼女の魅力は天真爛漫なところだ。
●彼女の天真爛漫な笑顔には心引かれるものがある。
SNSでの「天真爛漫」の使われ方
「天真爛漫」の類義語
天真爛漫の類義語は、「純真無垢(じゅんしんむく)」、「純真無垢(じゅんしんむく)」、「天衣無縫(てんいむほう)」です。
「純真無垢(じゅんしんむく)」、「純真無垢(じゅんしんむく)」とは、「心身が清らかで私欲がなく、自然のままであること」を表す四字熟語です。
「天衣無縫(てんいむほう)」とは、「飾り気がなく無邪気なことや、詩文などがごく自然に作られていて巧みなこと」を表す四字熟語です。
「天真爛漫」の対義語・反意語
天真爛漫の対義語・反意語は「奸佞邪智(かんねいじゃち)」です。
「奸佞邪智(かんねいじゃち)」とは、「心がねじけていて、悪知恵を働かせてこびへつらうこと」を表す四字熟語です。「邪智奸佞(じゃちかんねい)」とも表します。