「時期尚早(じきしょうそう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「時期尚早」の意味とは
時期尚早(じきしょうそう)とは、まだ時期が早過ぎることを表す四字熟語です。
基本的に、ネガティブなニュアンスで使われることが多い言葉です。
「時期尚早」の語源
「時期尚早」の語源は定かではありませんが、「尚早」は中国で古くより使われていた言葉です。例えば孔子が編纂したと伝えられている歴史書『春秋』の解説書である『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』の中の一節「盛服将朝尚早、坐而假寝」に使われています。「服を着て宮中に出ようとしたが、まだ早すぎるので、座っていたら寝てしまった」という意味です。
「時期尚早」の英語表現
時期尚早を英語で表すと次のような表現になります。
・premature(時期が速い)[出典:Weblio英和辞典]
・too early(早すぎる)[出典:英辞郎 on the WEB]
・not yet the time(まだ時ではない)[出典:goo辞書]
「時期尚早」の例文・用例
時期尚早を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●彼はまだ経験不足なので、管理職にするには時期尚早だ。
●新規事業の立ち上げは時期尚早だ。
SNSでの「時期尚早」の使われ方
「時期尚早」の類義語
時期尚早の類義語は「早計(そうけい)」、「見切り発車(みきりはっしゃ)」です。
「早計」とは、早まった判断や十分に考えないで判断すること、「見切り発車」とは、議論や準備が十分なされないまま決定し、実行に移すことです。
「時期尚早」の対義語・反意語
時期尚早の対義語・反意語は「時機到来(じきとうらい)」です。時機到来とは、事を起こそうとして、まさにその好機がやってきたことを意味する四字熟語です。