「いってこい」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「いってこい」の意味とは

いってこいとは、プラスマイナスゼロという意味です。


相場の世界で、値が上がったり下がったりして、結局元の水準に落ち着くことを指し、数字に関連するシーンで使われます。
「行って来い」「往って来い」と表記します。
名詞として使われ、「●●へ行ってこい」と、動詞の命令形で使う場合とは異なります。

「いってこい」の語源

いってこいは本来、相場の世界で使われる言葉です。
一日のうちに同じ幅だけ相場が上がって下がり、結局同じ根に落ち着くことを言います。
一日の動きで使われることが多い言葉ですが、一定期間を指して使うこともあります。

建築業界においての「いってこい」

建築業界でのいってこいは、ふすまや鴨居などの部材を決まった場所に収める時、一度片側に送り出し、逆の方向に引き戻すことを言います。

工事業界においての「いってこい」

工事業界でのいってこいは、ある場所まで移動し、そこから元の場所に戻る工事を行う際に使われます。

角界においての「いってこい」

角界でのいってこいは、相手の突進を横にかわして、いなすことを言います。

「いってこい」の例文・用例

いってこいを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●うまく受注できたものの、経費を考えるといってこいかもしれないね。
●今日の株価は午前中に大幅な値上がりが見られましたが、結局午後には下がりいってこいになりました。

SNSでの「いってこい」の使われ方

「いってこい」の類義語

いってこいの類義語は「プラマイゼロ」「相殺」「損得なし」「トントン」などです。
意味は「いってこい」と同じです。

「いってこい」の対義語・反意語

いってこいの対義語・反意語はありませんでした。

一般用語

Posted by 伊藤優依