「転売」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-22

「転売」の意味とは

転売とは、購入したものを他者に売るという意味です。

「転売」の特徴

転売はビジネス上問題はありません。商品を購入して価格設定を見直し、改めてお客様に売るということです。

ただ、転売禁止のものを転売したり、良識の範囲を超えた価格設定をしていたりする転売屋・転売ヤーと言われるやり方のせいで悪いイメージが着いてしまいました。

コンサートのチケットなどは商用目的の購入が禁止されています。

「転売」の注意事項

上述のように転売事態は違法行為ではありません。最近流行っているフリマアプリなども一種の転売です。

注意が必要なのは、お酒の無許可販売や、古物商がない状態での中古品販売です。ただ、これらも使用するつもりが不要になり売るというのは合法です。

人気商品の買い占めをして転売をする、店舗での買い占めで他の客に迷惑をかける、レア商品の価格を釣り上げるなどの行為はいわゆる転売として非難されます。

「転売」の実例

2020年には新型コロナウイルス流行にあたり、マスクや手指消毒用の消毒液の転売が横行しました。

中国工場での生産量が減り流通量が減少している中買い占めが起こるなどして、品薄状態が続いていました。

その中でマスクや消毒液を大量に入手し、フリマアプリなどで超高額で販売する行為が問題となりました。

これを受けて、政府はマスク・消毒剤の転売禁止を法律で禁止しました。3月に国民生活安定緊急措置法の政令を改正しマスク転売については罰則も設けられました。

その後遅れて5月に消毒用品も加えられました。この政令は、8月には供給量の安定を理由に解除されました。

転売ヤーの実態

実際マスクの転売などどのように行われていたのかというと、アマゾンや楽天市場などで何百箱も大量購入してそれを高値でフリマアプリで転売する転売ヤーが多くいました。

実際マスクがなくなり転売とわかっていつつも購入せざるを得なかったという人も多かったようです。

しかし、上記の問題を受け、フリマアプリのメルカリは、政府が転売禁止令を解除した後もマスクや消毒液などの衛生用品の出店を禁止する措置を取りました。出店すれば削除対象となり、同じく防護服なども禁止としています。

メルカリで出店禁止のもの

  • 衛生マスク(個人が自作したものを含む)
  • 手指消毒液
  • 除菌シート・スプレー類
  • 高濃度エタノール製品
  • 精製水
  • アイソレーションガウン(防護服含む)
  • フェイスシールド
  • 体温計
  • ハンドソープ
  • 傷口用消毒薬(医薬部外品も含む)
  • アルコール濃度の高い食品添加物・添加物製剤
  • スピリッツ・ジン・ラム・ウォッカなど、アルコール濃度が高い酒類(ウイスキー・ブランデーを除く)

「転売」の例文・用例

転売を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日フリマアプリで、転売のマスクを見つけた。
転売がなくなればコンサートのチケットが取りやすくなるのに。

SNSでの「転売」の使われ方

「転売」の類義語

転売の類義語は、ありませんでした。

「転売」の対義語・反意語

転売の対義語は、ありませんでした。