「アルカリ性カラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「アルカリ性カラー」の意味とは

アルカリ性カラーとは、アルカリが含まれたカラー剤を使ったカラーリングのことです。

一般的にファッションカラー(おしゃれ染め)やグレイカラー(白髪染め)などがアルカリ性カラーに該当します。

オーソドックスなカラーリング手法の一つで、美容室で使われているカラーリング剤から市販で購入できるヘアカラーまで、アルカリ性カラーに分類されるものがほとんどです。

ちなみに、カラー剤には他にも「弱アルカリ性カラー」「酸性カラー」「ヘナカラー」等がありますが、発色の良さや持続力の高さにおいてアルカリ性カラーが最も優れていると言われています。

そのため、多くの美容室で採用されている手法であり、また利用者のニーズも大きいです。

施術時間は(髪の状態やヘアスタイルにもよりますが)1~2時間程度が一般的です。

一方、より凝ったヘアスタイルの場合は3時間以上かかるケースもあります。

施術後の色持ちは2~3カ月程度と言われていますが、ダメージケアを怠ると1~2習慣で色落ちしてしまう場合もあります。

「アルカリ性カラー」のメカニズム

アルカリ性カラーのカラー剤には1剤と2剤とがあります。

一般的に1剤には、カラーの色素となる「酸化染料」とキューティクルを開く「アルカリ剤」、2剤には「過酸化水素」が配合されています。

1剤と2剤を混ぜると、化学反応が発生し髪の内部に色素が入る働きが起こります。

「アルカリ性カラー」のメリット&デメリット

前述したように、アルカリ性カラーは他のカラーリング手法に比べて、発色が良く、色持ちがしやすいのが特徴です。

色の種類も豊富なので、理想の髪色に近づけるのに適したカラーリングと言えます。

一方で、デメリットも存在します。

アルカリ性カラーは髪を脱色してから色を付けていくため、必然的に髪へのダメージが大きくなります。

また、アルカリが気化した時に発生する独特な臭いが気になる人も多いです。

さらに、アルカリ性カラーにアレルギーを持っている人もいるため、不快感を感じたら他の手法を試してみたほうが良いでしょう。

「アルカリ性カラー」と「酸性カラー」の違い

アルカリ性カラーは、発色の良さに優れている一方で髪へのダメージが懸念されているカラーリング手法です。

一方、アルカリ性カラーと比較されることが多い「酸性カラー(ヘアマニキュア)」は、髪へのダメージ量が比較的小さいと言われています。

というのも、アルカリ性カラーのように髪の内部に色素を浸透させるのではなく、酸性カラーは髪の表面に色をコーティングするため、髪が傷みにくいのです。

とは言え、酸性カラーはアルカリ性カラーほど色のバリエーションが豊かではありません。

特に色を明るくするのは不向きと考えられています。

「アルカリ性カラー」の例文・用例

アルカリ性カラーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ダメージは気になるけど、しっかりと色付けしたいからアルカリ性カラーを入れてみた。
●今度はアルカリ性カラーじゃなくてヘナカラーにしてみよう。

SNSでの「アルカリ性カラー」の使われ方

「アルカリ性カラー」の類義語

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「アルカリ性カラー」の対義語・反意語

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