「アウトライン」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2023-05-11

「アウトライン」の意味とは

アウトラインとは、カットで仕上げたヘアスタイルの輪郭のことです。

アウトラインの「アウト（out）」は英語で「外側」、「ライン（line）」は「線」を指します。

つまり「外側の線（輪郭）」のことです。

美容室では、カットをする時に理想的なアウトラインを決めてから施術を始めます。

アウトラインには主に「卵形」「丸形」「四角形」「三角形」「ひし形」などがあり、基本的に骨格や容姿に合うものを考えていきます。

アウトラインと似ている美理容用語として「ヘムライン」があります。

ヘムラインには、以下３つの意味があります。

１．髪の生え際のライン
２．カットで仕上げたヘアスタイルの輪郭
３．セットで仕上げたヘアスタイルの輪郭

このうち「２」はアウトラインと同じ意味です。

どの意味なのか見極めが難しくなるため「２」を「カットヘムライン」、「３」を「セットヘムライン」などと呼び分ける場合もあります。

ちなみに、ヘムラインは本来アパレル業界の用語です。

衣服の裾のライン、または裾や襟の折り返しのことを「ヘムライン」と言います。

アウトラインと混同されやすい言葉として「カットライン」があります。

アウトラインがヘアスタイルの輪郭を指すのに対して、カットラインは髪の毛の切り口を指します。

そのため「ガタガタのカットライン」「まっすぐなカットライン」などと表現されます。

アウトラインは美容業界以外の分野でも用いられている言葉です。

それぞれ意味合いは異なるものの、本質的な共通点を見つけることができます。

例えば、とくに頻出する分野として以下の２つが挙げられます。

・ビジネス
・デザイン

各分野におけるアウトラインの意味について説明します。

ビジネスシーンにおいてアウトラインは「あらすじ」や「概要」といった意味で用いられることが多いです。

例えば、以下のように表現されます。

「このプロジェクトのアウトラインを教えてほしい」
「今日の会議のアウトラインを資料にまとめておきました」

このように細かい内容にこだわらずに、物事を大雑把に把握したり、伝える時に用いられます。

デザインにおけてアウトラインは「輪郭」を指します。

例えば、主に下絵の段階でイメージの外側を簡単に捉える際に用いられます。

上記の行為を「アウトラインを取る」などと表現します。

アウトラインを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●顔に合うアウトラインが決まらない。
●アウトラインが美しくまとまっている。

アウトラインの類義語は、「カットヘムライン」です。

カットヘムラインは、カットで仕上げた髪型の輪郭を意味する言葉です。

アウトラインの対義語・反意語はありませんでした。