「酸性カラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2022-01-28

「酸性カラー」の意味とは

酸性カラーとは、髪の毛の表面にカラーリング剤をコーティングするヘアカラーのことです。

別名「ヘアマニキュア」とも呼ばれています。

ヘアカラーは、主に以下の3つに大別されます。

・永久染毛料
・半永久染毛料
・植物性染毛料

このうち酸性カラーは半永久染毛料に該当します。

ちなみに、他の施術方法である「アルカリカラー」は永久染毛料、草木染め(ヘナカラー)は植物性染毛料にそれぞれ分類されます。

「酸性カラー」と「アルカリカラー」の違いは?

酸性カラーはアルカリカラーと比較されることが多いです。

前述の通り、アルカリカラーは永久染毛料の一種で、半永久染毛料の酸性カラーの特徴と比べた時、はっきりと違いが出るからです。

アルカリカラーとは、髪の毛の内側にカラーリング剤を浸透させるヘアカラーのことです。

具体的には、過酸化水素で髪の毛のキューティクルを開放し、メラニン色素を脱色してから、カラーリング剤を投入していく…といった手順で行われます。

髪の毛の内側に色を浸透させるため、様々なカラーバリエーションを楽しめますし、また色落ちしにくいのが特徴です。

一方、酸性カラーは髪の毛のキューティクルを開放せず、表面~浅い層のみをカラーリング剤でコーディングしていきます。

本来の色を脱色しないため、思い通りの色合いに調整しにくいと言われています。

また、表面のみのカラーリングなので、雨や汗、シャンプーによって色落ちしてしまう…なんてことも起こり得ます。

ちなみに、アルカリカラーと酸性カラーの染料は、薬機法によって以下のように区分されています。

・アルカリカラーの染料(ジアミン系酸化染料):医薬部外品
・酸性カラーの染料(タール系染料):化粧品

医薬部外品であるアルカリカラーの染料は、カラーリング効果が優れている分、髪の毛が傷みやすいと言われています。

一方、酸性カラーの染料は、化粧品に分類されており、効果が穏やかな分だけ髪の毛へのダメージも少ないです。

また、施術方法によっては髪の毛にツヤやコシを引き出せたりもします。

そのため、アルカリカラーによる髪の毛へのダメージやアレルギー、頭皮のかぶれ等が気になる場合は、酸性カラーを選択肢に入れてみると良いかもしれません。

「酸性カラー」のメリット&デメリット

アルカリカラーと比較することで明らかになった酸性カラーのメリット&デメリットを以下に整理してみましょう。

【酸性カラーのメリット】
・髪の毛へのダメージが少ない
・髪の毛にハリやコシを与えることができる

【酸性カラーのデメリット】
・色落ちしやすい
・色合いを微調整しにくい

「酸性カラー」の例文・用例

 

酸性カラーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●髪の毛へのダメージが気になるので酸性カラーで染めてみました。
酸性カラーで染めてみたけど、シャンプーで色落ちしちゃった。

SNSでの「酸性カラー」の使われ方

「酸性カラー」の類義語

酸性カラーの類義語は、「ヘアマニキュア」です。

ヘアマニキュアは、酸性カラーの別名です。

「酸性カラー」の対義語・反意語

酸性カラーの対義語・反意語はありませんでした。