「シャギーカット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「シャギーカット」の意味とは
シャギーカットとは、美理容用語で毛先を削ぐカット方法のことです。
一般的に、髪の毛を薄い扇形に広げて斜めにハサミを入れることで、一本一本、長短が異なる毛先に仕上がります。
根元から毛先に向かって髪が細くなっていくため、毛先に軽やかで動きのある印象を与えることができます。
上記のような特徴から、主に前髪や顔の周りに施されます。
また、髪の毛量やフォルム、動きを調整する際にも用いられる方法の一つです。
ちなみに、ジャギーカットは1960年代終盤にアメリカ・ニューヨークの美容師が考案したと言われています。
当時のアメリカで流行し、女優やロックスターなど性別を問わず、シャギーカットを施していました。
英語では「shaggy cut」と表記され、「shaggy」は直訳すると「けば立った」という意味です。
「シャギーカット」とレイヤーカットとの違いは?
シャギーカットとよく混同されるカット方法として「レイヤーカット」があります。
レイヤーカットの「レイヤー」とは「階層」という意味です。
この意味の通り、毛束の上の方を短く、下のほうを長くカットすることで、髪に階層を設けることができます。
80年代前後の日本では「段カット」とも呼ばれていました。
シャギーカットと同様に、軽く動きのあるスタイルになるほか、小顔効果にも最適だと言われています。
「シャギーカット」でまとまりを出すには?
シャギーカットは「軽く」「動きのある」スタイルに仕上がるものの、「まとまりにくい」という欠点があります。
シャギーカットを施した髪をキレイにまとめるには、スタイリング剤を使用する必要があります。
とりわけセット力の強いワックスなら、髪全体のフォルムを調整しやすく、また動きや束感を同時に表現することができます。
ちなみに同じスタイリング剤でもヘアオイルは、保湿力やツヤを出せるメリットがありますが、セット力が弱いため髪をまとめるのには適していません。
どうしてもツヤをプラスしたい場合は、ヘアオイルを髪全体に付けてから、少量のワックスを加えると、理想通りに仕上がるかもしれません。
※参考:https://max-herai.com/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AF%EF%BC%9F
「シャギーカット」以外で毛量を調整するカットは?
シャギーカットやレイヤーカット以外にも、毛量調整に適したカット方法が存在します。
例えば「セニングカット」は、特殊なすきバサミを使ったカット技法で、毛の量を減らすときに用いられます。
毛束に長短が異なる髪の毛がランダムにミックスされるため、よりナチュラルな印象を際立たせることができます。
また、「スライドカット」と呼ばれる、髪の長さを変えずに毛量を減らすことができるカット技法もあります。
主に毛量が多くて、髪質が固いロングヘアに適していると言われています。
「シャギーカット」の例文・用例
シャギーカットを使った例文・用例を紹介します。
●髪に軽さが欲しかったのでシャギーカットしてもらった。
●シャギーカットをしたら、毛先がまとまりにくくなってしまった。
SNSでの「シャギーカット」の使われ方
「シャギーカット」の類義語
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「シャギーカット」の対義語・反意語
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