「AA(アスキーアート)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「AA(アスキーアート)」の意味とは
AA(アスキーアート)とは、文字で書いた絵という意味です。
「AA(アスキーアート)」の語源
AAの語源は、ASCII Artです。
ASCIIは、“American Standard Code for Information Interchange”の略で、PCにおいて米国規格協会が定めた文字や記号についての決まり事を意味します。
「AA(アスキーアート)」の特徴
PCのキーボードで打つことのできる文字や記号だけを使い、表現します。
そのため、簡単な顔文字もAAと言えます。もっともシンプルなAAは、:)や:Dなどの2文字程度で構成されるものです。
このようなシンプルなものは身近でよく見られますが、大掛かりなAAもあり、文字をドットと見立て文字の違いで濃淡などを表現するものがあります。
「AA(アスキーアート)」の歴史
もともとAAのような文字を使って絵を描く表現は、19世紀から使われていた手法です。
当時はタイプライターによる活字が使われており、最古のAAはフローラ・ステイシーが描いた蝶と言われています。
日本においては、2ちゃんねるの掲示板から、多くのAAが生まれました。当時は大掛かりなAAの作成を得意とする人のことをAA職人と呼んでいました。
2000年頃にPCやインターネットが広く普及したことにより、AAも流行しました。
海外からも日本のAAは高い評価を受けています。
「AA(アスキーアート)」の現在
2000年頃にはよく見たAAですが、2020年現在はあまり使われなくなっており、当時よく使われていた「orz」などは、現在の若者には伝わらないようです。
(orzはうなだれる人を表現しています。)
その要因は、スマホの普及です。PCからではなくスマホから掲示板への書き込みをすることが増えており、特に大掛かりなAAはスマホでは作りづらい・見づらいというデメリットがあります。
また、スマホの普及と同時に絵文字も多様化してきたため、わざわざAAで表現する必要がなくなったことも、要因として挙げられます。
「AA(アスキーアート)」の絵文字パターン
例をご紹介します。
- (^ω^)
- (*^ヮ^*)
- (´V`)♪
- (´∵`)
- (´・ω・`)
- (:3 _ )=
- _○/|_ 土下座
「AA(アスキーアート)」の例文・用例
AAを使った例文・用例を紹介します。
●昔流行ったAAを使ってみた。
●AAは使ったことがない。
SNSでの「AA(アスキーアート)」の使われ方
「AA(アスキーアート)」の類義語
AAの類義語は、「モナーアート」です。
モナーの意味は、AAで表現されたキャラクターを指しています。
「AA(アスキーアート)」の対義語・反意語
AAの対義語は、ありませんでした。