「微レ存」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-06-05

「微レ存」の意味とは

微レ存とは、限りなく可能性が低いがゼロじゃないという意味です。

「微粒子レベルで存在する」の略で、ネット上の俗語です。

「びれぞん」もしくは「びれそん」と読みます。

簡単な言葉で言い換えると、「可能性がなくはない」といった言葉になります。

「微レ存」の語源

微レ存の元ネタとして有力とされているのは、ネット掲示板「2ちゃんねる」でホモビデオについて語られる中での発言です。

「分子レベルで残留」「微粒子レベルで残留」という表現がされたことから発展し、「微粒子レベルで存在」「微レ存」となりました。

「微レ存」の解釈

可能性がゼロに限りなく近いことを指す微レ存ですが、受けとり方によって少しニュアンスが異なります。

一つ目:可能性が「少しある」と解釈する場合

例えば「この先、モテ期がくる可能性は微レ存。」を、これからモテ期がやってくる可能性は限りなくゼロに近いが、少しはあるという意味で解釈すると、なんとなく前向きな表現になります。

二つ目:可能性が「ほとんどない」と解釈する場合

しかし同じ「この先、モテ期がくる可能性は微レ存。」という文を、モテ期がやってくる可能性は限りなくゼロに近く、ほとんどないという意味で解釈すれば、ネガティブな印象になります。

このため微レ存は、話の内容にもよりますが、話すときの声のトーンや表情によって意味合いが若干変わってくるといえます。

「微レ存ちえみ」とは

お笑いタレント「ブルゾンちえみ」さんの「ブルゾン」の響きが微レ存と似ていたことから、「微レ存ちえみ」という言葉が広まりました。

意味や使い方は、ただの微レ存と同様です。

具体的には「試験合格は微レ存ちえみだけど頑張るわ」「今日の夕飯おでんの可能性が微レ存ちえみ」などです。

ただブルゾンさんのブレイクが落ち着いてきたため、最近は見かけることが少なくなってきている言葉になっています。

「微レ存」の例文・用例

微レ存を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日、仕事早上がりの可能性が微レ存
●どうやら今年もクリぼっちの可能性が微レ存

SNSでの「微レ存」の使われ方

「微レ存」の類義語

微レ存の類義語は「ワンチャン」、「ごく僅か」です。

ワンチャンとは、英語の「One chance」の略で、最後のチャンス、つまりもしかしたら可能性があるかもしれないというような意味合いで使われています。

ごく僅かとは、非常にすこしであることを表す言葉です。

「微レ存」の対義語・反意語

微レ存の対義語は「巨レ存」、「(確信)」、「高確率」です。

巨レ存とは、「巨粒子レベルで存在する」の略で「物凄く可能性が高い」という意味です。

「きょれぞん」または「きょれそん」と読みます。

微粒子の対義語として、あとから造語として巨粒子という言葉が生まれました。

「(確信)」とは、ネットスラングの一つで、絶対にそうだとつよく信じて疑わないことを意味します。

「この正月は太る(確信)」というように文末につけて使い、この場合は「この正月は絶対に太る」「太るとしか思えない」といった具合です。

丸括弧を使用することで、補足説明のようなニュアンスになります。

「強い(確信)」「くさい(確信)」という表現をすることが多いです。

高確率とは、確率が高いことです。