「ぼったくり男爵」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ぼったくり男爵」の意味とは
ぼったくり男爵とは、国際オリンピック委員会の会長であるトーマス・バッハ氏を揶揄するための異名のことです。
「ぼったくり男爵」の由来
ぼったくり男爵という呼称は、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長による金の亡者のような振る舞い、言動を揶揄する際に使われます。
元々は、アメリカのワシントン・ポスト紙で使われた「Baron Von Ripper off」の和訳が元ネタとなっています。
2020年初頭から始まった新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2021年7月から8月にかけて延期開催となった東京オリンピック・パラリンピックは、感染状況の悪化から国内では安全のため開催を中止する声も多く上がっていましたが、バッハ会長は「開催する」の一点張りでした。
五輪を直前になって中止することはIOCにとっても損害となるため、バッハ会長の強行開催の姿勢は「結局、お金のためなんじゃないか」という反感を買い、このような異名が生まれました。
「ぼったくり男爵」が反感を買う理由
ぼったくり男爵ことトーマス・バッハ氏がこのように反感を買った原因として、当時の国内や東京都内の感染拡大状況を無視するかのような数々の発言や振る舞いがあります。
日本人のことを「チャイニーズ・ピープル」と言った際は、その発言がさらに国民によるバッハ会長への不信感を高めました。
また、来日した際に高級ホテルに宿泊したと報道されたことも、コロナ禍で多くの人が生活苦に見舞われる中で歓迎されたものではなく、「ぼったくり男爵」の異名を定着させるきっかけにもなります。
この「ぼったくり男爵」という言葉は、「2021ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10に入っています。
「ぼったくり男爵」の例文・用例
ぼったくり男爵を使った例文・用例を紹介します。
●さすがぼったくり男爵は日本に遊びに来てるだけに見えるよね。
●ぼったくり男爵の発言がまた炎上したみたい。
SNSでの「ぼったくり男爵」の使われ方
「ぼったくり男爵」の類義語
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「ぼったくり男爵」の対義語・反意語
ぼったくり男爵の対義語・反意語はありませんでした。