「ブヒる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ブヒる」の意味とは
ブヒるとは、萌えるという意味です。
「ブヒる」とは豚の鳴き声のような響きの言葉ですが、その意味は「萌えること」となります。
「萌える」など「萌」という言葉が流行りましたが、その代わりになる言葉として広がっている言葉です。
利用が目立つのは2ちゃんねるなどの、ネット掲示板となっています。
分類としてはネットスラングとなっていて、ニュアンスは侮蔑の言葉です。
しかし侮蔑のニュアンスといっても、どちらかというと自虐的に使われる言葉となっています。
そのため相手を馬鹿にするような、攻撃的な言葉ではないために、侮辱の意味合いがあっても「萌える」という意味を持っているのです。
主にオタクと呼ばれる人たちが、自分たちに対して自虐的に使われることが多くなります。
「ブヒる」の語源
ブヒるの語源は、ブヒブヒと豚が興奮する様子です。
ブヒる「ブヒ」とは、まさに豚の興奮したような鳴き声を表しています。
なぜ豚か?というと、この言葉が主にオタクと呼ばれる人たちが使っていたからです。オタクの人のイメージは、世間一般では太っている人が多いというものです。
また2ちゃんねるでは、オタクの人たちのことを侮辱して「豚」と呼んでいます。そのために世間一般では、オタクの人=豚というイメージが定着しました。
そしてオタク=豚が興奮している様子を、「ブヒブヒと興奮して鳴いている」と表現したのです。
この「ブヒブヒと興奮して鳴いている」を、使いやすく略した言葉が「ブヒる」となっています。
オタクの人を「豚」と表現するのは、攻撃的な侮辱と言えるでしょう。しかしながら「ブヒる」は、オタクの人たちなどが自虐的に使います。
攻撃的な侮辱の言葉から生まれた、自虐的な侮辱の言葉という珍しい言葉なのです。
「ブヒる」の流行はじめ
ブヒるは、ある時から急激に広まった言葉です。ブヒるはもともと、一部のオタクの方が自虐的に使っていた言葉です。
しかし2011年に放送された「インフィニット・ストラスト」というアニメ作品をきっかけに、急激に世間に広まっていきました。
この急激に広まっていった頃を境に、自虐的な侮辱のニュアンス以上に「萌えること」の意味合いがより強くなりました。
萌えるキャラクターが出てきた時など自虐的はおろか、むしろ進んで自発的に「ブヒる」が使われるようになったのです。
そのため今では自虐的な侮辱のニュアンスが残るものの、ほとんどが萌えるという意味のみとして使われることがほとんどとなっています。
一部のオタクの方から、世間一般まで広がっていますのでネットなどでは見かけることもあると思います。
「ブヒる」の例文・用例
ブヒるを使った例文・用例を紹介します。
●今期放送のアニメはたくさんあるけど、結局どれが1番ブヒる アニメだと思う?
●この作品のヒロインは最高にブヒる ことができて最高!
SNSでの「ブヒる」の使われ方
「ブヒる」の類義語
ブヒるの類義語は、「萌える」です。
ブヒる意味でもある言葉の萌えるが類義語となります。
もともとよく使われていた、萌えるに代わって使われるようになった点からもこちらを挙げます。
なにより上記の「ブヒるの語源」内で説明した通り、オタクたちの使用のワクを超えてからはより意味が近くなっています。
ブヒると萌えるの唯一の違いは、自虐的なニュアンスが付くかどうかでした。しかし上述の通りに、ブヒる広まった今では自虐的なニュアンスは薄れています。
そのためより、意味でもある萌えるが近しい言葉となるのです。
「ブヒる」の対義語・反意語
ブヒるの対義語は、「萎え」です。
意味は、萎びていく様子です。
ブヒるの意味は、ほぼ萌えると同じでした。つまり何かしらの対象に対して、興奮し元気になるということです。
この項ではそれの反対語となりますので、元気がなくなり興奮が覚める様子を指す言葉が当てはまります。それがこの「萎え」です。
ブヒるの中の、元気になるや興奮するに対する言葉となり、こちらが反対語として挙げられるでしょう。