「だがそれがいい」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「だがそれがいい」の意味とは
だがそれがいいとは、「でもそれが良いです」という意味です。
だがそれがいいは、ネット上で使われる褒め言葉のひとつ。ネガティブに捉えていることに対して、「だけどそれが良いんだ」とポジティブに捉えて褒めるときに使います。
つまり「太っている。だがそれがいい」というのは、「太っているけどそれが良いところなんだよ」ということを意味します。
だがそれがいい、の元ネタは、原哲夫の人気漫画「花の慶次 雲のかなたに」。
主人公である前田慶次が放った一言が元ネタになっています。元ネタのくだりがこちら。
ある日、前田家の家臣である村井若水がとんでもない失敗をします。
村井の主君である前田利家が、豊臣秀吉からもらった織田信長の甲冑(かっちゅう)を壊してしまうのです。
怒った前田利家は、村井に切腹を命じるのですが、村井が切腹をしようとしたその時、前田慶次が現れます。
前田慶次は、「殿の甲冑を壊したものを成敗する!」と言って、村井を切るのかと思った瞬間、慶次は信長の甲冑を真っ二つにしてしまいます。
そして慶次は利家に対して、「若水殿の顔をみなされ!戦場で傷だらけになった、きたねえツラだ。」と言います。
他の家臣たちは「無礼者」と怒るのですが、慶次続けてこう言います。
「だが、それがいい!その傷がいい!これこそ生涯をかけ殿を守り通した忠義の甲冑ではござらんか!」。
その言葉に感動した他の家臣は拍手喝采。
前田利家も村井の切腹を取りやめにせざるを得ない状況になったというわけです。
「だがそれがいい」の例文・用例
だがそれがいいを使った例文・用例を紹介します。
●「彼は太っているよ」「だがそれがいい」
●「よく考えたらこの企画はすごくベタ」「だがそれがいい」
SNSでの「だがそれがいい」の使われ方
「だがそれがいい」の類義語
だがそれがいいの類義語はありませんでした。
「だがそれがいい」の対義語・反意語
だがそれがいいの対義語・反意語はありませんでした。