「出羽守」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「出羽守」の意味とは
出羽守とは、何かと「●●では~」という話し方をする人のことを揶揄する言葉という意味です。
連語の「では」と、歴史上の官職であった「出羽守(でわのかみ)」をかけたもので「ではの神」と表記されることもあります。
「●●」の部分には、「海外」「欧州」などが入りますが、「海外」の場合は「海外出羽」、「欧州」なら「欧州出羽」などと呼ばれます。
「出羽守」説法とは
出羽守説法とは、他の国や業界のことを論拠にし、持論を展開することです。
海外に住んでいた、留学していたなどの経験から、日本を揶揄することもあり、無意識か意図的かは定かではないものの、「自分だけが知っている」雰囲気を漂わせます。
時として、想像や嘘が混じっていることもあるので、聞く側は注意が必要です。
「出羽守」の派生語
出羽守の派生語には、以下のようなものがあります。
尾張守(おわりのかみ)
「海外では~」の流れから「日本は終わっている」と悲観的に論じる人のことです。
豊前守(ぶぜんのかみ)
「どこの国もたいして参考にはならない」と、憮然とする人のことです。
佐渡守(さどのかみ)
攻撃的に論じる人のことです。
「出羽守」の例文・用例
出羽守を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●また出羽守が自分の海外生活を自慢してるよ。
●あの人は、自分が良く知っている社会問題だとすぐ出羽守化するけど、それ以外はおとなしいものです。
SNSでの「出羽守」の使われ方
「出羽守」の類義語
出羽守の類義語はありませんでした。
「出羽守」の対義語・反意語
出羽守の対義語・反意語はありませんでした。