「ドヤラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-05-23

「ドヤラー」の意味

ドヤラーとは、広義では得意げにPCを持ち歩く人のことです。狭義では、スタバでMacbookを使う人のことを指します。

「得意げにPCを使う」行為自体は、ドヤリングと呼ばれます。

「ドヤラー」の語源

「ドヤラー」は、「ドヤ顔」から派生した言葉です。

ドヤ顔は関西芸人の間で使われていた言葉で、“「どうや」と言いたげな顔“という意味です。

一般に広まったのは、「M-1グランプリ2006」で審査員のダウンタウン松本人志がフットボールアワー後藤輝基に対して使用したのがきっかけとされています。

そうしたドヤ顔をしながら、スタバでMacbookを使っている人のことを2010年代からドヤラーと呼ぶようになりました。

当初ドヤラーという言葉は、色々な場所を転々として仕事をするノマドワーカー(遊牧民的労働者)という働き方を揶揄する言葉でした。

しかし、新しい働き方としてノマドワーカーが肯定的に捉えられるようになったため、ドヤラーも現在では良い意味合いで使われる場合もあります。

「ドヤラー」の特徴

彼らの特徴は、場所にとらわれずにPC1つで仕事ができることです。

それにも関わらず、冒頭でも示した通り、スタバでMacbookを使う人がとりわけ多くなっています。

なぜスタバでの作業をするのか

スタバが選ばれる理由としては、そのコンセプトに依るところが大きいと考えられます。

スタバのコンセプトは“Third Place”(家庭でもなく職場でもない第3の空間)です。

それに対してノマドワーカーは、“会社でも自宅でもない場所で働く人々”です。

ノマドワーカーが登場した当初は、“ドヤラー”という言葉が示す通り、ノマドワーカーに対する世間の目は冷たいものでした。

飲食を目的とするカフェや読書を目的とする図書館をそれ以外の理由で占有することは、店側からも他の利用者からも歓迎されなかったことでしょう。

ノマドワーカーが一つの働き方として認められたのは、スタバという受け皿があったからということになります。

Macbookを選ぶ理由

Macはコンピュータグラフィックでの使用に重点を置いて作られたPCであるため、印刷物や本の装丁などデザインに関することならWindowsよりもより綺麗なものを作成することができます。

業務効率化のためのアプリケーションが豊富にあったり、デスクトップの切り替えが可能だったりと、Mac自体の利便性も高いです。

「ドヤラー」の例文・用例

ドヤラーの例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ついに自分もドヤラーデビュー。
●ドヤリングがひどいドヤラーを見かけた。

SNSでの「ドヤラー」の使われ方

「ドヤラー」の類義語

ドヤラーの類義語はありませんでした。

「ドヤラー」の対義語・反対語

ドヤラーの対義語はありませんでした。