「ふてこい」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ふてこい」の意味とは
ふてこいとは、「愛想が悪い」「不愛想」「腹が立つ」「態度が悪い」という意味です。
ふてこいは、「ふてぶてしい」という意味をあらわす関西地方の方言です。ただし、ふてぶてしいは、「ずうずうしい」とか「憎らしい」とかいう意味がありますが、ふてこいはややトーンを下げたニュアンスで使われています。
たとえば、「あの人は、なんてふてこい人なんだ」というのは、「あの人は、なんてふてぶてし人いんだ」ではなく、「あの人は、なんて無愛想な人なんだ」という感じで、やや印象を和らげた感じのニュアンスで使います。
また、「うちで飼っている猫はふてこい顔だよ」というように、ふてこいは人間だけでなく犬や猫の表情や態度に対しても使われます。
Twitterなどでは、ペットの写真といっしょに「ふてこい」というメッセージが添えられた投稿が散見されます。
ちなみに、関西弁では、「ふてこい」をはじめ、語尾に「こい」がつく言葉がいくつか存在します。
●しらこい:しらじらしい
●ひやこい:冷こい。冷たい
●ひつこい:執念深いと
●なれこい:馴れ馴れしい
「ふてこい」の例文・用例
ふてこいを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●うちの妻はいつもふてこい顔してるわ。
●ふてこい態度だと、チャンスを逃すから直したほうがいいよ。
SNSでの「ふてこい」の使われ方
「ふてこい」の類義語
ふてこいの類義語はありませんでした。
「ふてこい」の対義語・反意語
ふてこいの対義語・反意語はありませんでした。